昨日は彼と約一ヶ月ぶりのデートの日で
そのデートの間、私が感じていたのは
不安と恐れと寂しさだった。
私が望まなければ、
この手を離してしまえば、
会うことはもう無くなってしまうのでは…?
そんな感覚。
なぜそう思ったのか。
何か言われたわけでも
されたわけでもなくって…
なんとなくの温度差、
なんとなくのお互いの変化が
この人にとって私はもう必要ないのかもと、
そう感じさせたんだと思う。
「私から離れていかないで」
私の中からこんな言葉が湧いてきたとき、
浮かんだのは父の存在だった。
離婚して別の家庭を持つ父に対して
私は一応、許していたつもりではあったのだけど
それでもまだまだ深い悲しみと寂しさが残ってたみたいだ。
私から離れていかないで
私をひとりぼっちにしないで
ずっと側で私を守っていて
本当に心から愛してた。
父のことが大好きだった。
彼との間に見つけた不安は
父に対するものだ。
私は過去、これまでに
似たような状況を目の前にしたとき
相手に寄りかかるか関係を断つか…
どちらにしろ相手と向き合わず
傷つくことを恐れて
逃げる方を選んできていた。
昨日、彼の前で感じたのは
これまで直視せずに逃げ続けてきた
不安や恐れたちなんだと思う。
もちろん根っこである父に対する想いも含めて。
ある意味冷静にそうできたのは
私のものだと執着し抱え込んでいた自分に気付けたのと
その下にあった甘えたかった本当の気持ちを見つけて、
甘えることを自分に許せたからなのかもしれない。
「私から離れていかないで」
そう素直になるのを阻止していた本当の気持ち…
それに向き合ったからこそ、昨日、彼にはその想いを
逃げずに感じ、こうやつて言葉にすることができたんだ。
まだ寂しさの破片は胸に残ってる。
だけど向き合える自分になれたから感じることが出来るんだよね。
感情の層はどこまでも深い。
だからこそ一枚一枚キレイにミルフィーユを剥がすかのように
丁寧に自分に寄り添って昇華していってあげたい。
それが魂に向かう一番近道なのだと
私はそう思うから。
ps.彼にこんな気持ちだったとLINEを送った。
そしたら「そんなこと思ってたの?!」と驚かれた。笑
やっぱり自分の内側にあるものを通して世界を見ているんだな。
真実は真実じゃない。
自分の在り方によって変化するものなのだ。
だからこそ内側を整えることだけに集中しよう。
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