心理的安全性ってなに!?
「心理的安全性」という言葉を最近よく耳にします。
人は皆、何かの集団に属しています。
家族、学校、部活、サークル、アルバイト、仕事、、、
一人で生きている人はいないですね。。。
心理的安全性について書かれている本も何冊か読みましたが、その中で一番良かった本の内容を参考にしています。
参考文献 「THE CULTURE CODE 最強チームをつくる方法」
ダニエル・コイル著
最強チームを作るための3つのスキル
①安全な環境を作る(発言することに恐れを感じない)
②弱さを共有する(弱さを見せられる)
③共通の目標を持つ(ビジョンの共有)
自分の家族、職場はこの3つを再現できているだろうか?
①家族に対してなんでも言えているだろうか?相談できているだろうか?
②職場の仲間に対して、または部下に対して、「できないことはできない」と、伝えているだろうか?
③家族の共通の目標はあるだろうか?
職場の共通のビジョンはあるだろうか?
以下、2文、本文より抜粋
・「チーム作りで大切なのは弱さを見せることであり、そして「いい人」であることは、あなたが思っているより重要かもしれない。」
・「あなたが「誰」であるかは関係ない。大切なのは、「何」をするかだ。」
私が思うに、「怒り」と「ネガティブ発言」が蔓延しているチームには心理的安全性は存在しないでしょう。
上司や先輩がいつも不機嫌な職場、罵声とはいかないまでも、皮肉やネガティブな噂話が蔓延しているチーム。
もし、自分がそんなチームに属しているなら、そのチームから抜けたほうがいいかもしれません。
もしも自分がチームを率いる立場の人間であれば、①②③を実践し、怒りとネガティブ発言のない環境を作りましょう。
最強チームには心理的安全性が存在します。
プロ野球チームを例にみてみましょう。
日本ハム→新庄監督、私好きですが、就任時に語った「今年は優勝を目指さない」発言は、悪い意味で③共通の目標を持ってしまったようですね。来年以降期待しますが、今年に関しては新庄監督のビジョン通りの順位になっていますね。。。(日ハムファンの皆さん、すみません!清宮選手最近ホームラン量産してますね!)
中日→全体的に暗いですよね。。立浪監督、もろ体育会系な発言をされていましたよね。選手の皆さんが委縮しているように見えます。①安全な環境が作れていないのがわかります。(中日ファンの方、すみません!落合監督時代の中日は本当に強かったですね!)
ヤクルト→ヤクルトというチームの体質なのか、ノムさんの教えが今も生きているのか、選手の自主性を重んじているような、皆さんのびのび野球をしている印象を受けます。
巨人→監督の権力が強すぎて、誰も何も言えないんだろうなぁ。。①発言することに恐れを感じているんだろうなぁ。。桑田コーチあたりに頑張ってほしいです!
こうして野球チームに例えると分かりやすいですね!
①②③のバランスがとれているチームが、やはり強いですね。
この本は本当に参考になりました。
おすすめです!
私もチームを率いる立場の人間なので、参考にしています。
そして、誰もが、その気になれば環境は変えられると思います。
自分が影響を与える側の人間なのか、
影響を与えられる側の人間なのか、
影響を与える側の人間になりたいなぁ。。。