ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる1つの習慣
【要約】
本書で取り上げた人やチームや会社はすべて、直面した状況こそ違うが、結局は同じ方法で進歩してきた。
その方法とは、小さく持続可能で、たゆむことのない改善への取り組みである。
成功は到達すべき目標でも、ゴールラインでもない。
改善の仕組みであり、果てしなく改良し続けるプロセスでもある。
あなたは、この本で学んだ、行動変化の四つの法則によって良い仕組みを築き、良い習慣を形成するための対策と戦略を実行してもらいたい。
①まずは習慣を「はっきりさせる」必要がある。
②また、始めたいことを「魅力的にする」必要がある。
③習慣が難し過ぎると感じることも多いので、その場合は「易しくする」。
④そして、続ける気になれないときには、「満足できるものにする」ことが大切だ。
はじめのうちは、小さな改善など無意味に見えるかもしれない。
一枚の硬貨で裕福になれないように、一分の瞑想や毎日一ページの読書のようなわずかなひとつの良い変化が、目立った違いをもたらすとは思えない。
ところが、小さな変化を積み上げていくと、しだいに人生の天秤が動き始める。
ひとつひとつの改善は、ひと粒の砂を天秤のプラスのほうへ加えていって、物事を自分の有利なほうへ傾けていくようなものだ。
もし続けていれば、ついには転換点を迎える。
すると突然、良い習慣を続けるのが楽になる。
小さな習慣はただ加算されるのではない。
複利で大きくなっていく。
これが最少習慣の力だ。
小さな変化が驚くべき成果をもたらす。
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