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夏の日差しにやられます

お嫁ちゃんがひどい悪阻(つわり)で、助っ人として息子宅にお泊まり中の私。

お腹の赤ちゃんもやっと13週に入り、順調にスクスク育っているよう。

つわりは全くマシにならず、入院するかどうかの瀬戸際。

主治医の先生は『数値からも今すぐ入院しなさい!と強くは言えないが、無理せず点滴には通うよう。いつでも入院はできる状態にしておくので、具合がさらに悪くなったらすぐに来るように』とおっしゃったという。

少し回復したと思えたのは2日間のみ。

水分もあまり摂れてないようなので、入院して24時間点滴をしてもらうほうが良いとは思うのだが…。

入院してユーヤや息子に会えない日々を過ごすことによって、ストレスが急増してもそれまた心配。

何が正解なのかはわからない。

つわりが治るのを待つしかないのだろうか。

         ***

滞在8日目の昨日も朝からは爽やかなお天気だったが、家事をパパッと済ませ、1歳の孫ユーヤとお外に出ると、もう夏の日差しがきつくなっていた。

いつもの公園とお買い物は中止(理由は暑さのせいにしているが、実は体中が筋肉痛であるため)。

三輪車に乗せて家の周りをお散歩することに。

今時の三輪車はちゃんと親が操縦する手押し棒が後ろに付いており、これを考えた人は天才だなと改めて思う。

ユーヤはあたかも自分が操縦しているつもりで、グイグイ進む。

ぐるっと家付近を一周し、既に影があまりないためユーヤは涼しい顔をしているが、私はまぁまぁ体力消耗。

なんとか影になっているガレージに誘導し、お砂場セットを出し、砂の代わりに庭石で遊ばせる。

これがなかなか楽しそう。

その後また三輪車でお散歩。

私がヘロヘロになったところでお家の中に。

お昼を食べさせ、早めにお昼寝タイム。

しかしあまり歩いてないユーヤはなかなか寝ない。

ひとりでずーっとご機嫌良く喋っている。

いつもの〝ゆりかごの唄〟も効かず、〝シューベルトの子守唄〟に変更。

1時間ほどかかってようやく寝てくれた。

ユーヤとお嫁ちゃんがお昼寝している間に、SKY-HI が主催のボーイズグループ発掘オーディション「THE FIRST #12」を hulu でひとりじっくり堪能。

カフェオレを飲みながら至福の時間。

子育てを頑張っていた頃をふと思い出す。

子供達が寝静まったあと、カフェオレを飲みながら録画したドラマを観るのが何よりの楽しみだった。

「THE FIRST #12」では、メンバーが15人から13人に絞られる4次審査結果が発表された。

夢を追い求める姿、共に闘ってきた友との別れにまたまた号泣。

昨日も息子は帰りが少し遅く、ユーヤのお食事タイムは私とふたりきり。

息子が帰ってくるとやっぱり嬉しそう。

お嫁ちゃんが起きてくると、さらに嬉しそう。

テンションだだ上がりでめちゃくちゃ喋る、歌う、また喋る。

その様子を見ながら、私も息子もお嫁ちゃんも、なんとも言えない気持ちになる。

『頑張らないと』と思わせてくれる。

         ***

今日は午後から私の精神科クリニックの受診があり、息子が仕事を休んでくれることになった。

ゆったり目の朝を迎え、パパが掃除機をかけてくれ、洗濯物を干し、ユーヤをママチャリで少し遠くの公園に連れて行ってくれた。

今日は強い日差しを浴びなくて済む。

ありがたい。

我が息子ながら、本当に良きパパである。

全く子育てをしなかった元旦那の遺伝子が入っているとは到底思えないくらいの〝子煩悩〟。

私もそういう旦那だったら、未来は少し変わっていたのかも知れない。

此処に来て、自分の息子に感心する毎日。

お嫁ちゃんも常に『ありがとう』や『ごめんね』と口にする。

こういうしんどい時に、少しのボタンのかけ間違いで、夫婦仲というのはギクシャクしてしまいがちである。

しかし、この2人は大丈夫そうだ。

そう思えることにホッとする。

         ***

今日は夕方にクリニックへ行き、そのまま一旦家に帰ることとする。

母の姿ももう随分見ていない。

次女がまめに見に行ってくれているので、きっと元気に相変わらずずっとナンプレをしているのだろう。

そして日曜日の夜にはまたユーヤの子守に戻ってこようと思っている。

お嫁ちゃんのお母様が私の体を案じて下さり、火曜日からまた来て頂けることになった。

新幹線ではるばる来て頂かないといけない距離なので、申し訳ないような気持ちではあるが、そこはありがたく甘えようと思う。

体力を温存してまたバトンタッチできるように。




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