乳がんと乳製品の関係
今日は「乳がん」と「乳製品」の関係について
お話しします。
結論から申し上げますと
乳製品は乳がんの原因となります。
どうしてかと申しますと
以下のような要因があります。
①IGF-1(インスリン様成長因子)
聞きなれない言葉ですが
インスリンに似たホルモンです。
成長に重要な役割を果たすホルモンで、
強力な成長促進効果があります。
乳製品には IGF-1 が多く含まれています。
IGF-1 が体内に過剰になると
ガンにとって有利な条件を身体に作ってしまいます。
IGF-1 が体内に過剰にある人は
無い人と比べて
乳がんになるリスクが7倍です。
男性の場合は前立腺ガンになります。
②ミルクタンパク・カゼイン
カゼインは乳製品に含まれる
乳タンパク質の約80%を占めています。
カゼインは
人間が摂取するものの中で一番強力な発がん性物質です。
実は、
動物実験で動物にガンを発生させるときに
カゼインがつかわれます。
③エストロゲン
エストロゲンとは女性ホルモンの一つで、
卵胞ホルモンとも呼ばれます。
「女性ホルモン」と聞くと
美容に良いもの、と
思う方が多いのではないでしょうか。
じっさい、エストロゲンは
女性の体になくてはならないホルモンです。
ですが、
体内で作られる量は、一生で「ティースプーン1杯」ほど。
ごく少量で影響がでるため
体内で一定量に保たれるよう調節されています。
多すぎても少なすぎても良くないのです。
微細に調節されるエストロゲン。
乳製品を摂ることで過剰に摂取すると
乳がんリスクが高まります。
エストロゲンは乳腺の細胞に刺激を加えるため、
がん細胞の発生が増えると考えられています。
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牛乳・乳製品にはエストロゲンが多いです。
どうしてかというと
‶ 妊娠中の牛 ” からミルクを採っているからです。
なぜ、妊娠中の牛からミルクを採るかというと
妊娠中の牛はミルクをたくさん出してくれるからです。
妊娠しているとホルモンバランスが変わり
エストロゲンが多くなります。
過剰なエストロゲンは摂取は
体内のエストロゲンバランスを崩し
乳がんリスクを高めます。
④ホモジナイズ
ホモジナイズとは「均一化」のことです。
牛乳は搾ったままの状態では
乳脂肪の大きさにバラつきがあります。
このバラつきを均一化するのが
ホモジナイズです。
ホモジナイズは、
単にかき混ぜて均一化するのではありません。
高圧をかけて加熱をします。
(牛乳のパッケージに140℃ 2秒間、などど表記があります。)
ホモジナイズの工程は
牛乳に含まれるダイオキシンなどの化学物質の排泄を妨げます。
人間の体内に化学物質の吸収を促進させます。
それが乳がんの増殖に拍車をかけます。
まとめと感想
牛乳・乳製品は乳がんの原因となります。
体内に過剰になると
ガンにとって有利な条件を身体に作る
IGF-1が含まれていること。
人間が摂取するものの中で一番強力な発がん性物質
カゼインが含まれていること。
過剰に摂取すると乳がんリスクが高まる
エストロゲンが多く含まれていること。
乳がんの増殖に拍車をかける
ホモジナイドの工程を経ていること。
日本人の乳製品摂取量の増加と比例して
乳がん死亡率・前立腺ガン死亡率も増えています。
乳製品の摂取はできるだけ減らし
豆乳やアーモンドミルク等の
プラントミルクを摂っていただきたいと思います。
(プラントミルクのおはなしはまた書きたいと思います。)
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この記事を書いていて
胸が苦しくなりました。
「牛乳・乳製品は身体に良い」
「カルシウムが多くて背が高くなる」
などど言われてきたのは
一元的な見方であったこと。
日常に乳製品が入ったものがあふれていること。
(ドリンク類など、気を付けて避けないと摂取してしまう。)
雌牛さんたちがつらい思いを強要されていること。
(おなじ女性として辛いなあと思います。
搾乳するとき雌牛さんは痛がるそうです。)
わたしはアレルギーをきっかけに
乳製品を摂らないようにしました。
良い選択だったと思います。
コーヒーショップでも
プラントミルクが選べるようになってきました。
ぜひ、ご自身のお身体をいたわって
良い選択肢を選んでほしいなと思います。