都合の良い物忘れ
溶けて無くなれば
身軽になれるのに
固まって固執するから
動き辛くなっていく
誰に言われた訳でも
無いのに自分の事を消極的
に捉えてしまう性格が煩わしい
記憶が無くなれば
昨日の事はさておき
今日を伸び伸びと
生きられるのに
明日になっても
都合良く物事は忘れられずに
そうやって仕方なく
付き合い背負って
生きていくしかないのだ
生きる上で自分にとって都合の良い
物忘れも時として大事なのだ
自分の頭の中ぐらいは
自分本位に考えたって
バチはあたらないのだから
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