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浮腫みが気になる、、、

今回の記事では、

『浮腫み』についてお伝えしたいと思います。


いつも浮腫んで困っている、、、

毎日自分でマッサージしないとダメ、、、

足だけじゃなくて、全身浮腫んでいる、、

水を飲んだだけで浮腫みそう、、、

みたいな感じでお悩みの方、特に女性に多く見受けられます。


なぜ浮腫むのか?
そんな疑問を持たれていることと思います。

まず浮腫みとは何か?
そしてその原因と改善策について、お伝えしたいと思います。


『浮腫み』とは?

浮腫みとは血液の水成分が組織間隙に滞留した状態をいいます。

組織間隙とは、血管内、リンパ管内、細胞内除いた組織の空間をいいます。
図で表すとこんな感じです。

浮腫むと、こういう状態になります。

浮腫みの原因

浮腫みが起きる病気はありますが、ここでは病気ではないけれども慢性的な浮腫みで困っている方を前提に、話を進めていきたいと思います。

そういった場合の浮腫みの原因には次のことが考えられます。

1.筋肉の過緊張によるもの
2.足指が使えていない
3.たんぱく質が足りていない


1.筋肉の過緊張によるもの

特に足の浮腫みで悩まれている方が多いですが、腸腰筋(ちょうようきん)という筋肉です。

この筋肉の周辺は神経や血管、筋肉が集まっている箇所で、筋肉が緊張していることで、血管が圧迫され、使われた血液が心臓に戻ることができないことで、浮腫みを引き起こします。


2.足指が使えていない

足指が使えていないのは浮指(うきゆび)というものが問題になります。
図で表すとこんな感じです。

小指が地面から浮いている方がほとんどです。
特に女性で、ペディキュアをする場合、浮指で小指の爪がかなり小さくなっていたり、ほぼ爪がない状態なので塗れないという方も多いです。

この浮指によって、ふくらはぎの筋肉によるポンプ作用が上手く最大限に機能せず、浮腫んでしまいます。

一度ご自身の足指が浮いていないかどうか、名刺の様な少ししっかりめの紙などで、立って状態で地面と足指の間に入れてみましょう。

足指が地についている場合は止まりますが、浮いている場合は紙がスッと入ってしまいます。
浮指でないか確認してみましょう。


3.たんぱく質が足りていない

これは意外に思われたのではないでしょうか。
たんぱく質が足りていない女性が非常に多いです。

浮腫みに非常に関係してくるものとして、『アルブミン』というものがあります。
このアルブミンはたんぱく質からできています。

このアルブミンは水を運んでくれるトラックの様な存在です。
トラックがなければ、水を上手く運ぶことができません。

またこのアルブミンは水だけでなく、脂肪酸やカルシウム、亜鉛などの微量元素、ホルモン、ビリルビン、毒素、薬なども運んでくれる運び屋なのです。

なので、たんぱく質が適切な量を摂れていない場合、このアルブミンも作れないので、浮腫んでしまうということになります。

私のアルブミンはどうなのか?
と気になったと思います。

そこで確認してほしいのが採血データです。
アルブミン(Alb)という項目があります。

基準値としては4.5です。

4を切っている場合、非常に栄養状態が悪く、たんぱく質が全然足りていない状態だと言えます。


浮腫みの改善策


浮腫みの改善には次の優先順位で行いましょう!

1.足りていないたんぱく質を補う
   ↓
2.足指を使えるようにする
   ↓
3.筋肉の過緊張を緩める


1.足りていないたんぱく質を補う

これはシンプルにたんぱく質を摂取するということになります。

理想としては、1日に体重の1000分の1のたんぱく質の摂取量が必要です。

例えば60㎏の方であれば、60gのたんぱく質が必要です。

よく必要なたんぱく質の量の重量を食べればいいと勘違いをする方がおられますが、これは違います。

つまり60g必要だから、60gのお肉を食べればOK。
全然足りません。

お肉でだいたい、たんぱく質を2割弱摂れるので、60g食べても9~12gしか摂れません。

そこはお間違えなく。

お肉や魚、豆腐、納豆、卵など色んな食材をかけ合わせて、しっかりとたんぱく質を摂取していきましょう!


2.足指を使えるようにする

浮指を治すにはかなり時間がかかります。
足裏の筋肉や足の甲の筋肉などをほぐして、足の本来のアーチ機能を取り戻すために、足指のトレーニングが必要になります。

まずは足指が地面についている状態を作りたいので、当院では、『足楽です輪』をおすすめしています。

これでまずサポートしてもらいながら、自分の足の本来の機能を取り戻していくことが重要です。


3.筋肉の過緊張を緩める

シンプルに緊張している筋肉を緩めるということになります。
特に浮腫みのある方は、ほぼ腸腰筋が緊張しているので、腸腰筋を緩めることが効果的です。

お風呂に入ったり、ストレッチをしたり、優しくマッサージしたりと色々と自分のあった形で緩めましょう。

セルフケア方法としては、まずこれをやってみましょう。




痛みの窓口 まるめ接骨院


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