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アイドルノススメ ~分断の時代~

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アイドル冬の時代からグループアイドルの時代、日本の音楽史の変遷の中でアイドルというものが確立されていきます。様々な視点からアイドルという事象を掘り下げます。
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記事一覧

BABYMETAL『METAL GALAXY』はhideである

BABYMETAL『METAL GALAXY』はhideである

BABYMETALのサードフルアルバム『METAL GALAXY』がついに発売されました。言わずとしれた、というところではあるかと思いますが,アルバムを通して聴いてみた感想として、このアルバムは"hideである"という感想になりました。

これまでのツアーで披露されてきた曲も多く含まれたアルバムですが、メンバーの離脱などを経て、多様なサウンド、BABYMETALの新しい境地を感じさせるものになるだ

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=LOVE「ズルいよ ズルいね」で見せた指原莉乃の解析力

=LOVE「ズルいよ ズルいね」で見せた指原莉乃の解析力

またしても、指原莉乃がホームランを打った。

本日、=LOVEの新曲「ズルいよ ズルいね」のMVが公開された。これまでセンターを張ってきた高松瞳が休養に入る中での新曲、代わりに齊藤なぎさがセンターとなったが、この曲で話題になっているのはユニゾンを使わないそのパート割だ。

48系は多くのメロでユニゾンを多用する。レコーディングでも歌唱で軸になる子を中心に録っていくことが言及されている。これは坂道で

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千葉市中央区"SOGAご当地アイドルプロジェクト"への疑問

千葉市中央区"SOGAご当地アイドルプロジェクト"への疑問

Twitterで流れてきたご当地アイドルプロジェクトのお話。この手のロコドルの類は雨後の筍みたいに見てきたのだけど、甚だ疑問なところがある。地方活性のような単語が並ぶ中で、どうしてアイドルという発想が出てくるのか。

 

【千葉市の現状とは】

まず、地方活性を掲げている以上、千葉市、中央区の現状というのを把握する必要がある。千葉市のホームページより統計データを読む。

千葉市全体として見ると、

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ついに始まるPRODUCE101 JAPAN!衝撃の参加者が!

ついに始まるPRODUCE101 JAPAN!衝撃の参加者が!

韓国で多くの熱狂的なファンを生んだオーディション番組PRODUCE101の日本シリーズがいよいよ始まります。

101人の研修生が合同生活を行いながら、A~Fクラスに分けられ、著名なトレーニングコーチから厳しい指導を受けながら、最終的なグループデビューの枠を巡り競い合います。

国民プロデューサーとなった視聴者は1日1回、11人を選んで投票する事が出来ます。番組の開始は9月25日TBSで放送開始と

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HIPHOPとアイドルから見る日本の音楽

HIPHOPとアイドルから見る日本の音楽

これまであまり触れてこなかったが、実は音楽的価値観で言えば、その精神性はHIPHOPに学んだというところが多かったりする。90年代J-POPの恋愛至上主義一辺倒な世界観の中で、FGの面々が繰り出すダメな大人の様やMSCのひりついた街の描写、TBHは街は違えどヒーローだった。だから、宇多師匠の存在には影響を受けてて、BUBKAをカス取り雑誌と呼びながらマブ論は読む、という歪んだヘッズだった。

ハロ

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アイドル分断の時代 日向坂46の新曲に見る上流

アイドル分断の時代 日向坂46の新曲に見る上流

日向坂46の3枚目のシングル『こんなに好きになっちゃっていいの?』のMVが公開された。何度か繰り返し再生しながら思ったのは、これが上流の存在なのだということだった。

このnoteで繰り返しアイドルの分断について語っているが、インディーズや地下アイドルの状況について語ることは多かったが、上流について触れる事はあまり無かった。意図してたものではないが、どこかで読んだ人とコンテクストを共に出来る機会を

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アイドルと田村ゆかりと桃井はること

アイドルと田村ゆかりと桃井はること

勘のいい声ヲタならこの2項目に共通するキーワードはすぐに出てくる。だが、反対にアイドルヲタクはそのキーワードが出てきても何のことか分からない、という現象がまさに分断の時代の認識となっている。

それは、中学生の頃、いわゆる投稿雑誌の1ページに載っていた真ん中分けのツインテールに魔法少女のようなフリルの衣装を着た子に目を奪われた。時代はアイドル冬の時代、水野あおいの姿だった。

(今見ると、STUの

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アイドルと「本物」について考える

アイドルと「本物」について考える

 TwitterのTLで流れてきたこの記事。海外にてサッカーの監督養成学校に通う河内さんが書いた内容だが、web時代のサッカーと今後の日本サッカーの在り方について非常に鋭く批評した良記事である。これを読んで、少し思うところがあった。

「コンテンツ」と化したものを受動的に受け取るのは根幹への理解がなく、「本物」に触れる必要があると書かれている。読み砕くに、「自らの手でサッカーを作ってきた」=「本物

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GIGSの表紙が声優さんだったので、ドルヲタがバンドリを履修してみた話

GIGSの表紙が声優さんだったので、ドルヲタがバンドリを履修してみた話

実はあまりアニメを見ない。エヴァ放送時に14歳だったし、子供の頃はガンダムが好きだったけど、今までにちゃんと見たのってカウボーイ・ビバップとバトルアスリーテス大運動会とマクロスシリーズぐらい。あと、TwitterのTLで話題になってて少女歌劇レヴュースタァライトは珍しく全部見たし、あいにゃが出てるので邪神ちゃんドロップキックを見たら、元HKTのまりりもいた。出てることをすっかり忘れてた、ごめん。

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シェアリングエコノミーでアイドルのコストを下げてみたら、ハローキティ先輩に遭遇した

シェアリングエコノミーでアイドルのコストを下げてみたら、ハローキティ先輩に遭遇した

前回、トークンエコノミーとクローズドコミュニティでアイドルの"価値"を循環させる新しい社会というのを考えてみた。その中で少し触れたのだが、今後の社会というのは、B2B、B2Cではなく、C2C、消費者と消費者が直接的に繋がっていく社会が始まる。

その1つが、シェアリングエコノミーであり、既にみんなが使っているメルカリはその先駆けである。口紅なども気になって買ったものの1度使って放置していたものをメ

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トークンエコノミーについて考えてみたら、ライブアイドルが実は最新型なんじゃないかと気付いた

トークンエコノミーについて考えてみたら、ライブアイドルが実は最新型なんじゃないかと気付いた

最新のテクノロジーとか手法で、何か解決出来ないかと考えるのが割と好きなので、トークンエコノミーとかフィンテックとかぐるぐる考えてた時に思いついた話だ。

少し話題になっていたが、承認欲求型のSNSは廃れるんじゃないかという話がある。今はみんな、いいねを押しているが、少しずつ疲れ始めていて、もっと自己実現的なSNSやクローズドコミュニティに変容するんじゃないかという話題である。

この2年くらい、重

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「アイドルは成長の物語だ」というマーケティングに異を唱えたい

「アイドルは成長の物語だ」というマーケティングに異を唱えたい

実際にそんな話をしている分析の記事を山ほど読んだ。しかし、これに違和感を覚えるのだ。今、アイドル業界が突入しているフェーズは「成長の物語」だろうか?何も知らない子が花開く様と評するのであれば、開いた花は枯れ落ちるというのか。

 

【”分断の時代”への突入】

このマガジンの最初でも、アイドル業界というのが分断の時代に入っているという話をした。メジャーとインディーズ、黎明期のTIFで混ざりかけた

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アイドルお金ないって言うけど、ざっくり何をすれば儲かるのか

アイドルお金ないって言うけど、ざっくり何をすれば儲かるのか

アイドルを検索すると、出てくるのはお金がない話ばかり。アイドル産業あれだけ右肩上がりと言われているのに、なんでお金のないアイドルが増えるのか。これはそもそもビジネスとして成立していないのでは………?と思ったので、ざっくり計算して行く。

例えば、月の手取りが15万円程度のメンバーが5人の地方アイドルグループだとして、事務所スタッフが正社員3人、月30万円程度で事務所も構えてて、という計算をすると、

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アイドル運営本を読んでみた結果、マーケティングって大事だなと思った

アイドル運営本を読んでみた結果、マーケティングって大事だなと思った

『10年続くアイドル運営術~ゼロから始めた"ゆるめるモ!"の2507日~』を読みました。

ライターの大坪ケムタさんの文章は、なにせアイドルとプロレスで興味範囲がどっ被りしてるので、いつも読ませていただいております。大好きです。

ゆるめるモ!のプロデューサー田家大知さんが、割と赤裸々にここに至るまでに何が起こったのか、どういう心境だったのか、どんな試行錯誤をしたのかということを書いていて、同じく

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