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【255文字書評】なぜ、ぼくのパソコンは壊れたのか?/マイナク・ダル 著 (2013/05)
この本は、私が大好物のジャンルの「ストーリー仕立ての自己啓発本」。
1〜2時間で読めちゃう薄い本なのに、こりゃいい本です。
働き方改革(ワーク・ライフ・バランス)の本。
原題は「キュービクル宣言:働き方を変えて新たな人生を始める方法」。
私が発明した言葉、それが「キューブする」だ。辞書に載るとしたら、定義はこんなふうになる。
キューブ【cube】[名] (スル)
オフィスの決められた場所で、デスクの前にはりつき、業務時間外まで座りつづけていること。人との直接のコミュニケーション、自由な創造性、その他個人の表現活動は制限されている。そのため、キューブしている人は、目の前の仕事以外の生活のことを忘れるようになる。
(中略)
だからこの本では、そうした味気ないワークスペースで過ごす時間を楽しく、人間らしい時間に変える方法を考えていく。受け身で被害者面をするのではなく、私たちひとりひとりが意識をもつことで、キューブ住民としての生き方を変えていけると思うのだ。
仕事に追われて、つい後回しにしている「自分の人生(言い換えれば日常)にとって必要なこと」を会社のパソコンに潜り込んだウィルスが手取り足取り教えてくれる、という一風変わったストーリー。
もちろんマユクは企業に勤めている。だが、それより大事なのは、「自分という会社」を経営することではないのか。自分という会社、それはすなわち、人生のことだ。自分がその会社のCEOなのだ
日々の仕事に忙殺されて忘れがちになってしまう大切なことを思い出させてくれる本。
2013年5月刊
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