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巨大なストレス包囲網と冷静に戦う
本のアウトプット記事⑪
心の課題解決における手掛かりをより知りたいと思い、この本を手に取りました。
まず、この言葉にハッとします。
社会が豊かになると、人は「生きる意味」を見失う
あまり実感できないものも含めて、わたしたちは多くのものを与えらえている。
だから、物質的な困り事はあまりない。
じゃあ、目に見えない無形の価値である、
生きる意味とは?
言い換えると、ありのままの自分です。
これを理想とするのは、多くの人の共通点でしょう。
その理想実現を阻む最大の要因は、主に数字やステータスという固定された古い価値観
わたし個人としてはそう考えています。
以前に成功した「他人の勝ちパターン」を、知識や経験が少ないわたしたちに向けて教育する。
表面上はわかりやすい成果を生み出し、周囲を満足させられるだろう。
それ自体はもちろん必要です。
ただ、それが行き過ぎると、他人が望む世界を生きているだけに。
これでは心からの満足は得られません。
固定された古い価値観はまるで巨大なストレス包囲網。
この大きすぎる枠組みの中で生きる以上、
ありのままでいる自分軸の生き方を構築するのは、至難の業と言えます。
他人からのラインオーバーに敏感になる。
多くの人は親や先生に上司など、相対的に立場の強い他人の意向に飲み込まれて生きていること。
これが当たり前の環境で育ったわたしもそうでしたが、NOを言うまでのハードルがあまりに高すぎました。
(もちろん思い込みですが)
そのハードルを下げるには、最初に感じる違和感を手放さないこと。
(以前に出したこの記事を参考資料として貼ります)
この違和感という心の声をすぐに聞き入れないと、(他人に刷り込まれた)思考が秒の速さで感情を掻き消し、自分自身を否定します。
わたしたちは、必要以上に「いい人」としての人生を強要されている。
でも、その要求に応え続けた結果は?
「いい人」は言い換えると、都合の良い代替可能な付属品。
そんなモノとしての人生を送るということは、一度きりの有限な時間を食い潰すということです。
「自分の人生に対して、自分が望む意味付けをしたい」
そんな心の声に耳を傾けてくれる・・と思えた一冊です。
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