心と体の相互作用-Body/Mind Connection
mind over matter
という言葉について以前投稿した記憶があるが、心のコントロール、抑制は難しい。
少しの隙間を縫って邪念雑念が滑り込んできて、読書していたはずなのに心はその日に起きたざわりとした怒りを思い出して再生していたり、明日のあのことに不安になって心臓の鼓動が速くなっていたり。
ヨガをポーズに集中していて行っていたはずなのに、心はいつのまにやら過去へ未来へと旅している。
先日、真夜中に目が覚めて時計を見たら午前2時半だった。
その日(すでに前日)に職場で同僚に心無い言葉を投げられたものだから、そのことを悶々と考えてしまった。
きちんと仕事をしている私がどうしてそんなこと言われなきゃいけないの?とムカムカしてきたり、ああ明日にまた顔を合わせなきゃいけないと不安で悲しくなったり。
結局朝まで寝られず、出社。
肩と首がガチガチになっている自覚があり、腕を回したり首をくるくる回したりしていたら、別の同僚が
「どれどれ、、、」と私の首を冗談半分で触診しだした。
「あなた大変なことになってるわよ。バキッバキよ。硬い。ここもここもコリコリしてるし。リラーーーーックス!!!」
と肩から首からほぐしてくれた。
(彼女は、指圧の知識がある)
「何に悩んでるの?テキトーにねテキトーに」と私の領域を侵すことなくさりげなく気にかけてくれた。
その夜のこと。
9時半から6時半まで一度も目覚めることなく眠り続けることができた。
心が私の体をこわばらせた。
そして、同僚が私の体のコリを癒してくれ、ぐっすり眠ることができ体が休養を得たことによって、次の日は一日中幸せな気持ちで、過ごすことができた。
ヨガで体の緊張をほぐし心を穏やかに中庸に。
瞑想で心の緊張をほぐし体も健やかに。
と心と体の相互作用の重要性を、マインドフルネスのティーチャートレーニングで耳が痛いほど聞いたはずなのに、日々それに敏感になるのは難しい。
もしいつかまた闇の中眠れない時に、せめて呼吸にだけでも注意を向け体を穏やかに休めてみようと思う。
(見出し画像 ユーフォルビアというそうです。
秋空の中レストランの外に置かれていました。観葉植物なのかな?だいじょうぶかな寒空?)