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【改版】Kindle電子書籍&ペーパーバック『室町・戦国三都小説集』『日根野の王』新版完成しました!【歴史小説】

いつも見ていただいているみなさま、本当にありがとうございます。

この度、Kindle電子書籍&ペーパーバックで発売中の拙著、

『室町・戦国三都小説集』

『日根野の王』

の二作が、新版として再発売いたしました!
変わったところ👇

●ペーパーバックの版型が変わり、より美しく、コンパクトな書籍になりました!
●ルビが増えて読みやすくなり、その打ち方も実際に出版されている書籍に準じたものになりました!

最終改定バージョンとなる今回の新版。

よろしければこの機会に、ぜひダウンロードorペーパーバックをお手に取ってみてくださいませ!

六丁の娘――「ずっと黙っていて悪かったが、俺の本当の名前は……」。郷里を捨て、妹のしほとともに馬借一揆へ身を投じた渡辺すすむは、京の六丁でウガヤと名乗る青年に命を助けられる。三人は戦災から復興する六丁で、新しい家族を築いていくかに思われたが……

花、散りなばと――「この古市を、新しい鎌倉にしたい」……大和国制覇を狙う衆徒・古市胤仙ふるいちいんせん。その町に迎えられた野心家の老僧・経覚きょうがくは、風流の才能に溢れる童子・春藤丸に魅せられてゆく。だがおのれを神仏に選ばれたと信じる春藤丸は、成人すること拒み、次第に心の平衡を失って……

北風の賦――「今に見とれよ、お前を一介の御用聞きとして、目の前に這いつくばらせたるからな」……兵庫津の北風荘左衛門は、旧友瓦林加介の誘いに乗り、荒木村重の反乱計画に加担する。狙うは、魔王織田信長の首一つ。が、無謀な夢の果てに訪れた現実はあまりに苛酷で、……

 摂関九条家の家司、唐橋在数からはしありかずが主人の九条政基くじょうまさもとに殺害された。――前代未聞の出来事に、京の公家社会は動揺する。
 九条家に仕える侍の石井在利いしいありとしは、在数の後任となり、和泉国日根荘へ下向する。他ならない、主人九条政基のお供として。
 しかしそこは、自分たちを菅原道真の子孫と信じる者たちの村で、亡き在数を「日根野の王」として慕い続けていた!
 現地の巫女を母とする女童の瑪瑙めのう
 紀州根来寺の僧・閼伽井坊明尊あかいぼうめいそん
 在数の遺志を継ごうとする武将・日根野光盛ひねのみつもり
 様々な人々と出会いながらも、元関白として尊大な態度を崩さない主人・九条政基。
 主命を守るべきか。現地の者たちの思いに寄り添うべきか。
 あるいは自分こそが、「日根野の王」として立つべきなのか。
 板挟みとなった侍奉行・在利の下した決断とは――
 15世紀末葉の和泉・京を舞台に、今、前代未聞の物語が開幕する!

何卒よろしくお願いいたします<(_ _)>


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大純はる
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