会いたい人
心が呼ぶ音楽があります
心が呼ぶ言葉があります
まるで魂が惹かれるように
その本を開きました
久しぶりに「佐藤初女さん」に触れたくなって、本を読んでみました。
今回は「佐藤初女さん」直接の著書ではなく
「田中ランディさん著 いのちのエール」という本です。
著者は、佐藤初女さんがおられる「森のイスキア」という
何かにつまずいたり、立ち止まってしまった人々が集う場所に
長年訪問し、佐藤初女さんと親交を深めた方です。
私が「初女さん」を思い出すのは、少し疲れている時かも知れません。
特に「心」が・・・でしょうか🥀
疲れているというと大袈裟ですが、少し体調も悪かった事もあり
加えて「しなければならない事」は山積みで
そんな「心がささくれ立ってしまった時」
無性に「初女さん」の本を開いて
言葉や意思に触れたくなります。
🥀田中ランディさんの著書には・・・
「佐藤初女さん」は、あまり笑わないとのこととあります。
相手の言葉の意味を深く考えてからの「微笑み」の方だそうです。
ニコニコ笑顔は、良い人の代名詞のようですが
「愛想笑い」をしない方との事なので
「ガハハ」とも「ケラケラ」とも笑わず
納得の行くときに「クスッと」笑うそうです。
その代わり「言葉」に対する思い入れは、厳しく高く
言葉を大切に扱うことを、とても大切にされているとのこと。
「初女さんの発する言葉」が、心に落ちて溶けて行くまでには
時間が必要だと、対面された方々が言っておられました🥀
たぶんその位、ご自身が相手の為に考え抜かれた言葉を選び
言葉の限界を超えた心そのものを
手渡されているのではと思います。
本の中で言われている言葉に触れると
自分の「キリキリした心の肌合い」が
少しずつ潤って行く気がします。
誰かのために何かをすること
本当に献身すること
続けていても「ふと立ち止まる時」があります
相手の手元ばかりに目が行き
自分ばかりなぜ・・・という理不尽さを感じてしまい
相手を包み込むような大きさで、物事を視る事を忘れてしまいがちです
🌿そして「今を懸命に生きること。今起きていない事を不安に思うのをやめ
目の前にあることに集中し、丁寧に生きる事が自分を本当に自由にする」
という言葉🌿
これも流れる日常の中で、忘れてしまいがちな事です。
私が頭で解って安心している「頭でっかち」な証拠で
つい実践することを忘れてしまっています・・・
🌿人も野菜も野草も、同じように命があり
その命が「より輝く瞬間」があること🌿
🌿ガサツな生き方をしていると
その透明になる一瞬を、見過ごしてしまいます🌿・・という初女さんの言葉
「面倒くさい」気持ちを、いかに乗り越えて
人の役に立てる自分でいられるのか・・・
自分との折り合いをつけながら
私も再考していきたいと思いました。