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人はいくつになっても変われるのかもしれない

久しぶりのnoteになります。

3月に父が永眠し、家のことと仕事とで記事を書く気がなかなか起きないでいるうちに、もう7月になってしまいました。

父がこの世を去ったのは、自分が親子関係のトラウマを解消できたという前回の記事を書いた2日後。

おもに父との親子関係でいつしか重なっていたトラウマの解消というのが、もう何年も、人生の一つのテーマになっていて、
自分の中でかなり大きく解消されたのがこの時だったんですよね。

だからあまりのタイミングに驚くとともに、父がこの時を見計らってくれたような気がしています。

父から与えてもらったものは数えきれないほどありました。
でもその反面、自分が正しいと思ったこと以外認めない父とはよく衝突し、数年前もワクチン打たないと言ったら電話ですごく怒られたりしました。

そんな父でしたが、母亡き後入院してからは、今までの行いをいろいろと反省したようで、とても謙虚になり、よく感謝の言葉を口にしてくれたりと、それまでと大きく態度が変わりました。

人間はいくつになっても変われる、という姿を父が最後に見せてくれた気がします。

しかも、それまで「うちの子どもたちは本当にみんなダメだな」
と言っていたのに、最後の頃には、
「うちの子も、嫁・婿さんも、孫もみんないい」
と毎回電話で言うようになりました。

父の言葉でいつしか自分でもダメ人間認定するようになっていたのに、
急にダメ人間取り消しになり、あれ、今まで自分にかけていた呪いは何だったの?って感じです、笑。

親の評価なんてたった1人か2人の人間の勝手な思い込みにすぎない上に、こんなふうに相手の気持ち一つであっさりと変わるもの。
まともに受け止めちゃいけませんね、笑。

あなたがもし親にダメって言われて、自分はダメな人間だと呪いをかけていたとしても、それは真実じゃない。あなたはダメ人間ではありませんよ。


散歩中の風景。ネムノキ開花。

最近ますます散歩やガーデニングで自然に触れるのにハマっています。
草花を眺めるだけでとても癒されて、両親がいなくなってしまった喪失感も、自然が埋めてくれてる気がします。

公園では鳥以外にもカメや魚をよく見かけます。
庭に目隠し用に植えたフェイジョアは、小さすぎてまだまだ役目を果たしそうにありませんが、
花が綺麗なので満足。
花壇では頑張って咲いててくれたパンジーとビオラが虫に食われてしまい、夏の花に入れ替えました。
シクラメンやストックを日陰に移植したら、夏の花に混じって返り咲いてます。

庭造りもプロの手を借りつつ、自分でできそうなところはYouTube見て自分でも挑戦中。

エアコンの室外機を移動する際にレンガで作った置き場。
モルタルは使わず、しっかり目地砂を入れて固定。
最初自分で室外機を動かして、パイプ破損しガス漏れという失敗をやらかしましたが、笑、
業者さんに修理してもらい、無事移設できました。

今の家での暮らしが楽しくて、毎日ちょっとしたことにも幸せを感じ、感謝の気持ちを噛み締めている日々です。

ダメ人間のトラウマがなくなったら、「今の暮らしがあるのは親のおかげだ」っていう、親への感謝の気持ちも自然とわくようになったから、不思議なものです。

午前中の散歩でしか見られないカメさん。見るには朝活しないと・・・。

noteのお休み中、編集協力した2作品が出版されました。

モノを捨てると、神気満ちる 7日間で幸運体質に変わるリセット・レッスン
Chie 著(KADOKAWA)

※九星気学の専門家である著者が、自然のエネルギーを利用して片付け・リセットする方法を教えてくれます。新しいことをしたいなら古いエネルギーを手放すのが一番ですね。私もまた片付けしようと思います。

農が人を呼ぶ場所「モナの丘」~六十五歳から実現した私の夢~
桑田俊夫著(新日本文芸協会オメガ)

※65歳から農業を始め、レジャー農園施設&農家レストランを立ち上げた桑田さんの歩みを振り返ります。まさに今回のテーマのように、人生は何歳からでも変えられると思うと勇気が出ます。レジャー農園施設を作りたい方は必読。


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リュウメイ | 書籍編集者、ライター、翻訳者、児童英語講師。くらしたのしむくらぶ
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