商談の基本は、「自社紹介」ができることです。
昨日は夕方からクライアントのロープレに参加しました。若手営業マンが自社紹介のパートをやりましたが、毎日ロープレをしているだけあって上手かったです。そこで今日は、自社紹介についてわかりやすく解説します。
以外だと思うかもしれませんが、自社紹介ができない営業マンがとても多いのが現実です。ベテラン営業マンでもしっかりとできる人は滅多にいません
また、既存顧客との取引がメインの企業もそうです。そもそも、自社紹介をやるのは新規だけですから、自社紹介をやる機会が非常に少ないというのが本当のところです。やらないからできないのは当たり前です。
しかし、自社を紹介できないということは、自社が何者かを伝えられませんし、自社の価値も伝えることができません。また、既存顧客だから自社紹介をしなくてもいいということではなく、既存顧客はあなたの会社の取扱商品のごく一部を認識しているだけです。下手をすると、購入している商品しか認知していないケースもあります。
だからこそ、既存顧客にも1年に1回はしっかりと自社紹介をするべきです。顧客も暇ではありません。あなたの会社のことを四六時中考えているわけではないのです。会社案内のパンフレットを端から端まで一字一句読んでいるわけではありません。ほとんどの顧客は、読んでいないと思っていた方が無難です。
「えっ、こんな商品も売っているの?」「この商品、他社にオーダーしちゃった」なんてことが現場では起こっています。あなたの会社にとっては、大きなチャンスロスです。
自社紹介は、ベーシックなものからストーリーテリング的なものまでいろいろありますが、今回はストーリーテリング的なものを紹介します。
これは以下の順番で行います。
1.会社の歴史や誕生について
2.会社の実績や成功事例
3.会社の強みや特別なスキル
4.会社のビジョン
実際に、弊社が使っているストーリーテリングの自社紹介を紹介します。
ストーリーテリング的自社紹介を紹介しましたが、ぜひあなたも作ってください。なにかと重宝します。ほぼ顧客が聞きたいことが詰まっています。
商談だけでなく、経営者団体や異業種交流会の自社紹介でも役立ちます。