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ポジティブに考えることを課すんじゃなくて、自然にポジティブになるプロセスを大切にしたい

ポジティブ思考は物事に向き合う時にとても力になると思う。

でもネガティブな気持ちやたくさんの気持ちがモヤモヤしているままでポジティブ思考を自分や誰かに課すことはポジティブ思考の良さを活かせないと感じるようになった。

何故なら私はずっとネガティブ抑圧、ポジティブ変換を散々してきて、落ち込むとか怖れることはあってはならないと自分に課してきて、その代償に気づいてしまったから。

元々そんなこと当たり前じゃんとか、良く考えたらわかるじゃんと思う方もいらっしゃると思う。

私も今はどうしてそんなことを信じ込んでいたのかと思うところもあるけれど、即座にポジティブに変換することが正しいし、それができないことはダメだと感じる体験が在って、そう思い込んできたんだなとわかってきた。

世の中的に見ても資本主義社会の中で効率、行動、結果が重要視されていて、良いことを見つけて行動すること、わからなくてもどんどん挑戦し、そこから学ぶことが大事だという認識の人は多いんじゃないかな。

でもそこで感じているたくさんの感情が在って、
そこにはネガティブ感情も在る。

しんどい
不安
心細い
怖い
疲れた
違和感
憤り

たくさんの感情が在るのに無かったことにすることで弊害も在るなと今は思う。

自分の中に在るたくさんの感情を受け取ってから言動選択するメリットを感じている

NVC(非暴力コミュニケーション)の本2冊を何度も読み直し、息子たちとの対話をする中で上手くいかない時何が起きているのかを書き出し、息子たちと共有して、それがなぜ起きているのか、それがどんな影響を与えているのかを共に話し合ってきた。

また由佐さんのコミュニティに参加して、他の人が共感的に聴いてもらって、そこから気づきにつながる体験を見てきた。

そこから自分もNVCやメンタルモデルの講座に参加して、実際に聴いてもらう体験をしてきた。

ここから感じていることは自分の中に在るたくさんの感情を蔑ろにせず、感じて、受け取ることがとても大切だということ。

それをせずに抑圧しているつもりでも結局違う形で誰かにぶつけられたり、望まぬ形で表現されていること。

在るものが在っていいと自分の中で湧き上がる感情を受け止める中で、たくさんのニーズに気づき、いくつも在る感情やニーズを尊重しながら今どれを大切にしたいのか考えられる。

そこでやっと納得した選択ができるなと感じる。

このプロセスが抜けてしまって、受け取らなかった感情が在るとそれが何かの形で自分の願望実現や望むことを邪魔するんだとわかってきた。


ネガティブを無かったことにしてポジティブを課しても在るものは無くならない

怖れや不安をドライブにして頑張ることや葛藤が在るのにスルーして進める。

でもそこで無かったことにしたものの影響は必ずどこかに現れるなと感じる。

私の場合怖いことがダメなこととして長年封印してきて、怖れをねじ伏せることが成長くらいに思っていた。

それができない時も自分を責め、なんとしても行動させることがお得意だった。

でもそのせいでパニック障害になったし、膀胱炎に何度もなった。

身体がノーと言っていたのに、それも受け取らず、パニックになる自分、改善できない自分をずっと責めてたからどんどん悪化したんだと最近由佐さんに質問する中でわかった。

また緊張状態で取り組むので、身体に力が入ったり、安心が無い。

それがさまざまなことに影響してた。

人との関わりにも影響を与えていた。

またネガティブを感じる自分を決して人に出せないので、相談できない、一人で抱えるしかない。

それが周りにつながりを感じられないと感じさせていたと親しい友人たちに明かした時にわかった。

それは親しい人にとても寂しい気持ちにさせたり、信頼してもらえないと感じさせているんだと初めて知った。

親しい友人や職場の先輩に自分の感情を明かせるようになって、ネガティブなことを言っても大丈夫なんだとやっと感じてる。

息子たちにも意識的にも無意識でもポジティブを良いことだと伝えてきたと思う。

それだけが原因ではないけれど、学校に行かない選択の中に私の生き方や言動から自分を抑圧してポジティブでいないといけないと感じて、それが彼らのしんどさをつくっていたかもしれないと感じている。

在ることをあるがまま感じて、受け取ることで心身が安心して、落ち着く。そこで発揮されるパワーは計り知れない。

自分の感じていることを明かすようになって、それを受け取ってもらう体験を何度もしてきて、そこでどれだけ安心して、満たされ、落ち着くかを感じてきた。

また自分への信頼、他者への信頼、挑戦への信頼などがどんどん増えてくることも感じてきた。

そもそも私には信頼が足りなかった。信頼ができない世界観の中で生きてきたんだとわかった。

そして信頼が高まると自分の中に在るものを信頼できるし、表現できるようになるなと感じている。

まだまだ怖いことも多いけれど、それも受け取れるし、在っていいと思えるようになった。

最近パニックになる自分、怖い自分を受容できて、電車に乗れる体験も何度かしている。

自分の中に在るものにつながれる、気づける、活用できるという体験を今しているところ。

一人一人の中に在る

感性
特性
知恵
経験
ニーズ
好奇心
情熱
潜在能力

ここにつながれることがすごいパワーだそ、貴重で宝の山だなと感じる。

それを一人一人持っている。

周りや学校、社会の価値観やものさしでは測れないものがたくさん溢れている。

sくさんの人がそこにつながれるといいなと思う。

まず自分につながり、感じて、受け取ろう!そこから挑戦や選択できる

不快や不満、違和感、憤り、悲しみ、絶望などはそこに自分が大切にしたいことが在るというお知らせだ。

NVCでは人間には感情とニーズが元々在って、感情がニーズ(満たしたいもの、必要としていもの、大切にしたいもの、体験したいこと、願い)を教えてくれるものだとされている。

ネガティブ感情は自分のニーズが満たされていないというお知らせ。

自分のニーズがわからないと自分のニーズをどうやって叶えられるのかがわからない。

それを蔑ろにしたまま外の価値観や評価、求めることに応えていてもモヤモヤやイライラが湧いてくる。満たされない。

だから感じていることをじっくり感じて、受け取るプロセスを蔑ろにせず、確保することがとても大事だと思う。

それができない場面でも、何か在るんだなと気づき、感じて受け取る時間を取ることが大事だなと思う。

自分のニーズがわかったら、それを叶えるために何ができるんだろうと自然とポジティブに考えられる。

感じて、受け取ることをすっ飛ばさないこと。
私は大事にしていきたいなと思う。

また子どもや周りの人にそんな風に関わりたい。

すぐに行動することを求めるんじゃなくて、何か大事にしたいことが在るんだよね。それがわかるといいね。必要なら聞くよと声をかけたい。

そのプロセスが必要で、その人によって必要な時間が異なることも理解し、支えられたらいいなと思う。

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次回白いハコ最後の共感サークル開催します

向ケ丘遊園駅前、GINZA FOREST2F 白いハコが12/15に閉店になります。

12/13開催の共感サークルが白いハコでの最後の開催になります。

今回はアロマで繊細さんのサポートをしているかずよさんと臨床心理士・公認心理士のかっしーさんとコラボで共感サークルを開催します。

ぜひ気楽にお話に来てください。

内容は大したこと無いことでも大丈夫です。
日常でイラっとしたこと、なんだかモヤモヤしていることでも。

またいつもこれを繰り返しちゃう
子どもやパートナーに感情的になっちゃう

子どもの癇癪や言動にどう関わったらいいんだろうなどもまず自分の感情とニーズを知ることで、子どもの感情とニーズを感じる関わり方が理解できてきます。

お待ちしています。



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