同じは安全で、違うは危険?違っても大丈夫、違いこそ可能性で素晴らしい。
表現するってすごく難しい…。
一人一人大切にしたいことが違う。
だから表現した時に同じは安全で、違うことは危険だと感じやすい。
NVCの講座でみーちゃんに(由佐美加子さん)に何度か質問したことがまさにここだった。
みーちゃんは今たくさんの人が同意か合意じゃないとわかってもらえないと感じたり、否定されたと感じたり、危険を感じやすいと話してくれた。
それは今の教育が正解と間違いが在るという仕組みになっていることも関係していると思う。
また社会が非難や評価、正しさを押しつけることが多く、分断や対立を目の当たりにすることがとても多いからだと思う。
表現するより、合わせるほうが安全?
表現するより、合わせているほうが安全。
私はこの方法を取りがちだったなと思う。
同じであれば危険じゃない。
でもこれをやっていると代償も多いし、大きい。
まず人がどう思うかわからないことはやらない、言わない方がいいとしていると、表現したからこそ気づくこと、共に創造できること、自分ができることにつながらない。
可能性が広がらない。
どんどんできること、言えることが狭い範囲になってしまう。
職場やイベントなどでもそれが起きやすいと思う。
何を大切にしたいのか、わかって欲しいのかがわからない
表現しないことによって、何を大切にしたいのか、わかって欲しいのかが伝わらない。
自分を理解してもらうためにも、相手を理解するためにも表現することがとても重要になる。
外から見ていても何もわからない。
これはNVCや由佐美加子さんの『ザ・メンタルモデル 痛みの分離から統合へ向かう人の進化のテクノロジー』の世界に触れるようになって、痛感している。
その言動になる理由が必ず在る。
それはその人独自の価値観、願い、痛みや怖れ、痛みや怖れの回避行動などから創り出されている。
そこをわからないのに評価や非難なんてできないんだと思うようになった。
だから表現すること、表現してもらうことがとても大事だと思う。
でもお互いを聴きあいたいのに、同意、合意病が邪魔をする。
同じじゃないと自分がダメなのかもしれないと思ったり、否定されていると感じたり、何か変えなければいけないと感じる。
アラートが鳴り、反応が起きる。
それは「KY」という言葉にも表れているなと思う。
空気を読んで合わせることを良しとして、
空気を読めないことや、合わせられないことを怖れているんだと思う。
そこにもニーズが在ると思う。
痛みや怖れが隠れているかもしれない。
違いが在っても大丈夫。違いこそ素晴らしいを感じる体験がとても大事だと思う。
私たちは濃淡はあれど、同意や合意、空気を読むこと、合わせることを重視するように訓練されてきていると思う。
学校でみんなと同じ行動ができないと学校の仕組みは成り立たない。
同じで在ることを強く求められて、内在化していて、普段は気づけない。
そして自分の中に在ることを表現することは危険だと感じ、抑圧したり、隠すことばかりしてきて、自分の中に何が在るのかに気づかなくなっている。
NVCの感情とニーズを感じる体験をするとそれより先にどうしたら良いのか、何が正しいのかという思考が湧いてくるという体験を何度もした。
それだけ今居る場で何をしたら良いのか、何が正しいのかを考える訓練をしてきて、外側の価値観や誰かの期待や求めることに意識が向きやすいと感じてきた。
私は本当はどうしたいんだっけ?
何が大切なんだっけ?
悩みや葛藤、不安、怖れは自分の感情とニーズにつながって、受け取り切れていないから起きるんだなと感じる。
また外側で安全だと思うことと自分のニーズが対立しているように見える時もモヤモヤする。
じっくり感じて、心身が願うことを受け取ることで自分だけでも自分のニーズを尊重できるんだと知った。
それは本当に一人一人違う。
元々の感性、価値観、願いが在り、体験から感じてきたことも違う。
一人一人まったく違う内的世界を持っている。
そこにたくさんの可能性や力も在る。
私は7月から白いハコの本棚を借りて、白いハコに集う方たちの話しを聞いたり、そこでいろいろなものがひろがっていくのを見せてもらった。
また先週コラボでお店番をしてメイメイさん、みっちゃんと「きもちのへや」の開催について、それぞれの想いを表現したり、受け取ることで、気づきやアイデアが出てくる体験をした。
また実際に開催してみて、二人の力が在ったからできたこと、終わってから二人の感想から気づいたこと、明確になったことがたくさん在った。
一人では見れない世界を見たり、違う視点を得たり、それぞれの経験、知識、人脈などが在るからできることがたくさん在るんだを感じて、帰ってからもしばらく胸が熱くなっていた。
人と人がつながるってすごいなと思う。
そこで新しいものを創造できたり、今はできないと思うことを実現していけるんだと思う。
そこを感じ取るには
まず自分の内側を感じ取ること。
そして自分とは違う相手に耳を傾け、好奇心を持って、感じること。
この体験がとても大事だなと改めて思った。
この人にとってそれがとても大切なんだなと感じていく。
そこでお互いがつながりを感じられるんだと思う。
でもその体験があまりにも少ないんだと思う。
私もやっと今在ることを感じて、人の中に在ることも感じる体験を重ねていて、それを育てていくしかないなと思っている。
表現し、感じることで可能性やつながるがひろがっていく
表現すること、受け取ること。
本当に難しくて、先週だけでも自分も、相手も感じて、受け取ることができなかった場面がいくつも思い浮かぶ。
また表現が正しさのようになってしまった場面も思い浮かぶ。
ただ自分が大切にしたいことですと相手に差し出す。
それが出来たらいいなと思う。
先日のお店番の朝に急遽作ったもの
NVCではお互いの感情とニーズがテーブルの上に乗ったところからお互いのニーズを尊重した上で何ができるのかを対話をする。
これがまだまだ難しい。
でもここを目指していきたいと思っている。
この図を頭に起きながら、自分と相手の感情とニーズを感じながら人と関われたらいいなと思います。
10/18(金)お店番で一人一人の中に在るニーズを受け取るおしゃべり会を開催します
今週10/18(金)のお店番では今心に浮かぶことを話してもらって、聴き手がニーズカードの中からその人のニーズを選んで、手渡す共感サークルを開催します。
そこで一人一人いろいろな体験や価値観が在るんだなを感じられたらいいなと思っています。
どんな内容でも大丈夫です。
こんなことでウキウキしたんだ~とか。
なんかモヤモヤしてるんだ~とか。
まず私からその時浮かんだことを語ってみようと思います。
共感サークルが終わり次第、雑談会にします。
ぜひ気楽に参加してみてください。
10/18(金) 12時~16時
向ヶ丘遊園駅前 GINZA FOREST2F 白いハコ
12時~13時はランチを一緒に食べたいと思っています。
ご持参の上、お越しください。
コラボ かずよさん アカウント kokoroni.aroma
10/18(金) 12時~16時
※10時~かずよさんのスキンケアのワークショップが在ります。(要予約)
kokoroni.aromaのインスタグラムのアカウントから確認やご予約をお願いします。