ドバイの街の表情 その4 ドバイメトロ アラブ首長国連邦 ドバイ首長国 海外旅行·海外出張の小ネタ 当たり前過ぎて意識しなくなっていること
網羅性担保致したく、引き続きもう少しお付き合い下さい。
ドバイを多面的に理解する意味で、重い話か続いたので肩の力を抜いて軽く街の表情のご紹介です。
中東の方々への理解の一助となればとの思いです。
脱天然資源立国の動きとして、特に産油量の少ないドバイ首長国が、連邦内では相対的にタイトなオイルマネーでの観光資源の創生などに注力されています。
背景
日本が金銀の輸出で外貨を得て豊かさを謳歌した時代が有った様にアラブの方々は今、石油の輸出で外貨を得て豊かさを謳歌されていると理解しています。
日本が今は広大な排他的経済水域等に有る天然資源を温存し工業、商業、観光業、投資等で外貨を得ている様に、アラブの方々も天然資源に依存しない国造りを進められています。
その中の一つにアラブ首長国連邦が有ります。
アラブ首長国連邦でとても目立つドバイ。
そこに鉄道先進国日本のノウハウが…というお話です。
経済発展で外国人労働者が多数。加えて観光事業も強力に推進し市街の朝晩の交通渋滞は激しいと感じました。
市街は高層ビルが連邦各国をつなぐシェイク・ザーイド・ロードという高速道路沿いに林立しています。人口密度は当然高く上述の慢性的渋滞。
その解消として鉄道網が整備されています。主に地下鉄(メトロ)と路面電車(トラム)です。日本のODA等も活用して多くの日系企業が参画しています。まとまった解説は以下に譲りますね。
ということで、そのドバイメトロの雰囲気をお伝えしますね。
鉄道車両は日本製です。サイズ的には違和感無し。座席は通勤電車としてはかなりゆったりしています。勿論最新の交通システムなので自動運転です。
車内整備もしっかりしていてとても清潔でした。ゴミなどは散乱しておらず、地下鉄とはいえ地上も走りますが、窓もビカビカです。
シェイク・ザーイド・ロードという直線部分が殆どの高速道路。アラブ首長国連邦最大の幹線です。
その幹線沿いに地上を走る区間は長く、保線も良くできていて快適です。
市街地の駅もゴミ一つ有りませんでした。
地上部分の線路は高架なので眺望も有ります。
地上へのアクセスも当然車椅子も意識したエレベーターが完備されています。
当然ですが、目の不自由な方向けのタイルも完備されています。
鉄道車両の外観はかなり無難なデザイン。
改札も非接触ICカードで、日本と同じ。
地下街が発達していて地下鉄の面目躍如。冷房も効いていて快適そのもの。とても砂漠のど真ん中とは思えません。
安全面。
混雑する駅は完全ホームドアで転落防止も完璧。
デザイン性。
改札の機械にまでデザインを施す等、気が効いていて素敵。
最後に車内をもうちょい。
ということで、鉄道先進国の日本のノウハウを活かしたスマートな地下鉄がODAとセットでドバイを快走しているのです。
蛇足
当たり前過ぎますかねぇ
超蛇足
宜しければこちらもお楽しみ頂ければ幸いです。
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