一寸良い話続編 運用益が22兆6千億円 観光立国の次は資産運用立国 〜世の中の中枢は崇高なロジックで動いている 当たり前過ぎて意識しなくなっていること
一寸良い話の続編です。
観光立国の次は資産運用立国
が、確実に進捗しているという話。
下掲の至近の報道がその証拠。
運用益が22兆6千億円
欧米の石油メジャーが、至近空前の利益を出していて、
それが約20兆円。桁感としてはそんな規模に匹敵する利益規模。
共同通信社さんはこんな扱い。
24年の投信残高、過去最高 NISA効果で140兆円
出典
日本経済新聞社さん
24年末の公募投信残高、最高の246兆円
出典
国策としてのNISAの効果が覿面(てきめん)に現れた格好。
安定した政策運営の時代の賜物だと感心して居ます。
特に運用益が22兆6千億円というのは正に立国という言葉遣い相当する規模感です。減税の話題や政治資金収支報告書不記載にのみ偏重する今のハング・パーラメント
とは別格。まぁ、場外で人肌脱ぐ安定政権を支えた素敵な方々も居ますが。
こういう安定した長期的視点での政策運営こそが国政の有るべき姿だと思います。
早く有権者が短視眼(たんしがん)的スタンスから覚醒して国政が正常化して、上述の正しい軽重判断に基づいた長期的視点での政策運営を期待するばかりです。
米国が一握りの富裕層なら日本は萬の民の集団と云う崇高な立ち位置
になり得る構図ですよね。
そして老婆心ながらまた目立つと
私が遣られたスーパー301条
今日本製鉄さんが助けたつもりが遣られそうになって居る支援案件の米国大統領による国家安全保障上の懸念を理由にした買収計画に対する禁止命令
等と同様な超法規的と紙一重の事態を招く事を今から想定して準備して置く事が必須だと思います。杞憂になればそれはそれで良し。
経緯
観光立国の次は資産運用立国 〜世の中の中枢は崇高なロジックで動いている
大学生なりたての頃…
当時、本邦では宇宙開発事業団(NASDA) 航空宇宙技術研究所(NAL)、宇宙科学研究所(ISAS) 等が航空宇宙研究開発を担って居ました。まぁ、糸川さん以来東京大学さんが老舗。今は国立研究開発法人(JAXA)に統合されましたが…
私の居た私学。そもそも航空宇宙研究しているだけで学内外の過激な学生運動の活動家の方々からイジられるとても物騒な時代。ですが… 負(め)げずに物理学、電子·電気工学、機械工学、化学等多彩な学科の学生が集まって、常田大希さんの総合芸術、Millennium PARADEのノリで本格的に航空宇宙分野の研究活動をしていました。
私もその端くれで、のめり込みました。今でもその熱量は保って居ます。
その活動を始めた頃に4年生の女性の先輩から… 細い煙草をスマートに吸う方で、某大学の附属女子高から何故か私の大学に来られた方でめちゃくちゃ頭が良くまぁ美形… その方から卒論で忙しくなるから家庭教師代わってくれないとのお話が有りました。上述の附属女子高の2年生。担当は主に数学ということで、自宅から生徒さんのご自宅まで車で30分程度、駐車場有りということで引き受けました。
閑話
此処からはちと微笑ましくも笑える話…
高校から男子校、敷地内に女子部は有りましたが… 高校1年から通った予備校は殆ど女子は居らず… 希望大学に入学できて久しぶり（笑）の女子… とそれなりに楽しく仕事をさせて頂きました。筆箱にぎっちり詰まった可愛い文房具とか…別世界で素直に新鮮でした。
全くの無防備な学生さんで、夏等は素肌にワイシャツだけでの授業… 目のやり場に困ったことも… まぁそれぐらい相手にされてなかったということなのでしょうが… 因みにお父さんは私の大学の先輩とのこと。附属高校なのに結構数学は超ハイレベルでその場で解けない問題を持ち帰った事がその学生さんが高校卒業迄に数回有りました（笑）…
閑話休題
その学生さん。法学部狙いだったのですが、卒業間近に紆余曲折の末に
これからは観光と観光学部に入学
されました。
進取の精神だ…
お父様の影響なのか… 妙に感心したのです。
これが1980年代初めの頃…
それから40年余り…
経緯は此方が良く纏(まと)まって居ますのでご参考迄に。
出典
しかも次の手も着々と打って居ます。
そして至近の報道。
出典
コロナ禍も辛くも躱(かわ)しての8兆円規模に。
富国強兵、貿易立国の柱としての基幹産業たる鉄鋼業。例えば官営製鉄所から足掛け120年以上の歴史を持つ日本製鉄の年間売上と桁感としては同じ規模にまで、訪日外国人の消費の金額は成長しました。それも半分の60年程度というスピード感で。
勿論観光業は相対的に安定した事業領域なので”立国“という範疇に相応しい。
これって一寸良い話ですよね～
観光立国の次は資産運用立国
これもキッチリ進んでいる。
世の中の中枢は崇高なロジックで動いている事をこの記事で実感し、昔の観光への見方を一変させた一連の出来事も思い出しての…
一寸幸せな気分になった次第…
そのお裾分けの一遍ということでご容赦…