ドバイの街の表情 その6 砂漠の中の水辺の風景 アラブ首長国連邦 ドバイ首長国 海外旅行·海外出張の小ネタ 当たり前過ぎて意識しなくなっていること
網羅性担保致したく、引き続きもう少しお付き合い下さい。
ドバイを多面的に理解する意味で、重い話か続いたので肩の力を抜いて軽く街の表情のご紹介です。
中東の方々への理解の一助となればとの思いです。
脱天然資源立国の動きとして、特に産油量の少ないドバイ首長国が、連邦内では相対的にタイトなオイルマネーでの観光資源の創生などに注力されています。
背景
日本が金銀の輸出で外貨を得て豊かさを謳歌した時代が有った様にアラブの方々は今、石油の輸出で外貨を得て豊かさを謳歌されていると理解しています。
日本が今は広大な排他的経済水域等に有る天然資源を温存し工業、商業、観光業、投資等で外貨を得ている様に、アラブの方々も天然資源に依存しない国造りを進められています。
その中の一つにアラブ首長国連邦が有ります。
アラブ首長国連邦でとても目立つドバイ。
ドバイクリークの恩恵で育った街ドバイ。なので水辺の風景は趣が有ります。同時にとても整備が進んでいて都会的。
人工池も街の至る所に有ります。浅く水を張って水面を鏡の様に使って周辺の風景を写り込ませるという演出も素敵です。
ドバイクリークの夕方。
クリークが夕日に染まって行きます。
少しずつ水面に街路灯の光が映り込んで行きます。
商業施設の明かりが、夜の帳に浮き上がって来ます。
ドバイクリークの水面にその夜景が映り込みます。
素敵ですよね~。
当然ホテルもウォーターフロントを意識した設計。
1つの演出として完結していますね。
また当然クリーク沿いにはヨットやパワーボートの施設も増殖していて、その周辺開発も…
その1つの完成形がこんな感じでした。人工の森の中にプールとオアシスそのものです。
少し目線を高くすれば、クリークと森とプール、そして市街地との連続性が…
思いっきり引けば高速道路も視野に入り都会的な雰囲気とも調和しています。新しい都市なので開発が計画的で先進国が苦労して得たノウハウを完全に活かしていますよね。
クリークとグリーンベルトそこを高速道路が突っ切って…
という演出された風景がにくいです。
既にご紹介したブルジュ・ハリファの足元の池と噴水などは典型でしたが、水コンプレックスが上手に昇華されて素敵な街並みになっているという感じ、伝わると良いのですが~
補足
お隣のアブダビの水辺の風景は、とても穏やかな感じ。
ドバイと比べてのんびりしています。
蛇足
宜しければこちらもお楽しみ頂ければ幸いです。