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宇宙を知る上で最も大切なのはスケール感(写真による施設紹介) その5 〜JAXA宇宙科学探査交流棟 当たり前過ぎて意識しなくなっていること
望外の出会いもアリで
相模原詣での夢を叶えた
という話。
経緯
宇宙科学探査交流棟は、日本の航空宇宙の進歩の縮図をリアリティを以て伝承してくれています。
そこでの素敵な出会いのお話2つ。
津田さんと…
小関さん
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今回は、施設の中で“私の印象”に残った展示を簡単に写真で紹介します。そしてお伝えしたいことは…
宇宙を知る上で最も大切なのはスケール感
です。これは私の原点。
宇宙=身の回り全て
なので
人生を考える時は何時もここから考え始めます。そうすると世の中に溢れている細々した事象の本質、軽重判断が正確に行えます。
こんな切り口で展示を眺めてみます。
屋外展示されているロケットの実物(耐候性の問題などで一部はレプリカ)は圧巻です。全体のサイズ感が掴めると屋内にある各部の実機展示がどの部分か理解し易いという構成。
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右は本物
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屋内にある各部の実機展示がどの部分か理解し易い
それと例えばロケットの先端部に格納され、目的の宇宙空間に到着したら太陽光発電システムを展開する人工衛星のサイズの比が実感できると思います。
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展示物の中には、貴重な実物を手で触れる展示が多数あります。稀有な機会なので是非断熱材の感じとか触覚を駆使して楽しんでみて下さい。
…
同じ様に建物前入口にある柱。
富士山が4Kmの高さ
飛行機が10Kmの高度を飛んでいる感じ…
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飛行機が航行する高さを…
これに対して例えば国際宇宙ステーションが400kmの高度。
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外気圏が750Km
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ここを出れば一応ザックリ地球という空間範囲からは外れる感じでしょうかね。
この柱で地球こ上空の規模感がざっくり掴めると思います。この展示の前に30分程度立ってこのスケール感を身体で味わって居ました。
(蛇足ですが、こんな感じで展示を楽しんだので丸一日居ても全く時間が足らない…)
そして最も大切な概念は累乗(るいじょう)
(冪乗(べきじょう)、桁感…)
例えば、今回の私たちの住んでいる50回目程度?の宇宙はできたてホヤホヤ。生まれてからまだ10の8乗程度の桁感。10の100乗から150乗程度の時間で終わりを迎えて次の宇宙に変わるなんて言うスケール感。
まぁ、この宇宙科学探査交流棟の扱う最大の桁感は今回の宇宙が生まれた時の光などの観測程度で10の8乗程度の桁感止まりが殆どかと。
こんな感じですかね…
Again. 私にとって
宇宙を知る(人生を知る)上で最も大切なのはスケール感
物事を理解するときの原点です。
蛇足
桁感。こんな感じで楽しんでいます。