【短歌】 おおいた その①
おはようございます。まりもです🟢
皆さんは、大分県にいらっしゃったことはありますでしょうか?
場所も知名度もなかなかに影の薄い所だとは思いますが…
別府や湯布院なら、温泉などでその名前を聞いたことがあるかもしれません。
他にもとり天とか関アジ関サバとか、カボスとか…ゴニョゴニョ
大分はわたくしまりもの故郷でもあります。
生まれてから今までずっと大分で暮らしています。
九州の中の、
更に地方のため不便なこともありますが、
この街に育ててもらったっていう気持ちもあり
わたしはとっても大好きです。
そんな大分をテーマに、今回は詠んでみました。
宗麟は今や小さく甘い菓子ほろほろかわいい第2の人生
戦国時代のキリシタン大名、大友宗麟(そうりん)について詠みました。
宗麟は豊後国(ぶんごのくに;今の大分県)を治めていて
最盛期は九州六カ国まで勢力を伸ばした、
大分では言わずと知れた戦国のヒーローです。
本屋さんの郷土コーナーでは、
必ず彼を題材にした小説や歴史探索本などが置いてあります。
また、大分県各地に銅像・レリーフがあるし、
「宗麟大橋」という橋の名前にも使われています。
そして極め付けは、、
お菓子の名前にもなっています!🧁
あの猛々しい戦国大名が、
甘〜いお菓子に変身してしまいました!
しかし、「大友宗麟」という名前でなく
彼の洗礼名「ドン・フランシスコ」という名前で、
菊屋というお菓子メーカーさんから販売されています。
しっとりとした、だ円形のタルト生地に
中身はりんごジャムとブルーベリージャムの2種類です。
大分の人は1回は食べたことあるんじゃないかな?
コーヒーのおともにぴったりです☕️
宗麟は布教活動にやってきたイエズス会宣教師のフランシスコ・ザビエルに出会ったことがきっかけで、キリスト教徒となります。
そうして頂いた名前がドン・フランシスコなんですね。
(ちなみに大分には「ザビエル」という、これまた有名なお菓子が存在します。
歴史で活躍した人は必ずお菓子になる法則でもあるんでしょうか。笑)
宗麟は、自分の領地の中で布教活動を許可したり、
南蛮貿易も行うなどかなり積極的に異国のものを取り入れています。
しかし、この布教活動が原因で
家臣との間に亀裂が入ったり、謀反に繋がったりと
かなり大変だったようです。
話は逸れますが、
彼が20歳の時には
お父さんから追放されかけ
(これを察した宗麟の家臣が、お父さんを殺してしまいました…)、若い頃からとてつもない苦労をしています。
そして宗麟は島津軍との戦の最中、58歳で病気で亡くなったそうです…
大分県民は贈答用に、
この甘くてかわいい宗麟もとい、「ドン・フランシスコ」を買い求めることが多いように思います。
苦難の連続だった宗麟の人生。
今は甘いお菓子となって、のんび〜り暮らしてほしいですね。
本当は今日ももう一首載せるつもりでしたが…
いつものように長くなったので
続きは明日にします💦
大分のテーマがこんなに長くなるとは思わなかった…
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
明日も【短歌】おおいた その② を載せようと思うので、
良かったら覗いてみて下さい☆
それでは!
22/11/03 まりも