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ASDが、気持ちの言語化に苦労してしまう話

最近、本の紹介にチャレンジしていたが、どうしても感想書くのが辛かった部分があった。

凄く面白くときめく本だったが、私にはそれなりに難しかった。

純粋な感想というより、書評になってしまった。

それは、

感情が湧きにくいから、感想が出てこない。
感情移入しづらいから、感想が出てこない。

多分、これなんだと思う。

『わあー凄い!』『ワクワクした。』『ここ泣けてきた…』『なんか、凄く感動した』などという強い感情が湧いてこない。

勿論、興味のある小説を読んでると面白く世界観に入り込める、感動もした。だが、気持ちの言語化が難しい。

そもそもが、共感が難しいのが一番の要因なんだと思う。

故に、ドラマや漫画、映画の感想も、辛くなってくるのだ。

10代の頃は、読書感想文に苦戦した。小学校の頃から書いてきたが、そこまで深く入り込めたかというと、怪しくなる。
『面白かった』『とても良かった』という簡潔な文だったと思う。あらすじや書評をを感想文として書いていたような気がする。

文章書くのも、読み手のことを無視した文章になり、後からあっとなってきた。
俯瞰するのが苦手…つまり、他者視点で考えるのが出来なかったのだ。
自分が面白い=皆が面白い筈だ
と、いう感じであった。

終いには、言語化に詰まり、失言してしまうこともある。

LINEやXでのやり取りも、

『ああ、そうなんだね。』『そうだったんだね。』になる。
それ以上の感想が、湧いてこないのだ。
相手の気持ちに入っていくのが、難しいのだ。
相手の立場を考えるのが、難しいのだ。

よって、何話せばいいのかが分からない。
話が続かない。

私は、今まで円滑にぽんぽんと気持ちを込めてやり取りしている人達に関心させられてきた。

いざ、気持ちを発信すると、場違いになったり失言や一方的なやり取りなってしまう。
ネガティブや癇癪が起きると、最悪だ。

他の人たちが、本や映画の紹介も上手く気持ちを込めて書いているのを目の当たりにし、その歴然とした差に驚かされた。

作品や他人に自分の感情を滑り込ませるのは、私はとても難しく感じる。

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