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ていねいに、いつくしむ。
いつくしむ。これが、この本の中で一番わたしがしっくり来た、この本のていねいの意義。
『暮らしの手帖』編集長#松浦弥太郎 さんが、ご自身の日々の生活に組み込んでいる『ていねい』の工夫と、仕事でどう活かしているか、企業メッセージも伝わります。
ていねいとは、いつくしむことで。
モノもヒト、そしてなにより自分を。
究極、さわると解るってあるなぁ、と。
なんにせよ、触れた時の自分との相性は身体の方が知っている。
自分プロジェクト、自分デザイン、自分のままであること、チャレンジすること、やりたいこととやるべきことの比重、考え方のプロセスがわかりやすかった。
こじつけるようで恐縮だけれども、手帳っぽいなと思った。そんなことをみんな手帳に書いていたりして。でも曖昧。どこか手帳にはこんな気持ちで考え方で書いてみる使い方があるんじゃない?という、押し付けがましさが一切ない、手帳学の雰囲気がした。
いい。『ていねい』は良い。
あっという間に時間が過ぎるから、
本当はドタバタ、サッサと終わらせてしまいたいけれど、
そんなことってもうやらなくて良いのかもって思った。
今日もていねいに。
と、図らずも読み終わったら本の題名を呟いていた。
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