【往復書簡13通目】「いちご王国」栃木ならではのタルティーヌでピクニックを
みやうへ
菜園の隣の雑木林に野生のキジが出没したり、麦畑の早々と膨らんだ穂が風になびいたり、雑木林に絡んだ山藤がふうんわりと咲きはじめると、まるで「もう、春本番だよ。ポタジェ(菜園)の仕事ものんびりしていられない、早くやらないと!」
とせかされているようで、なんとも忙しい春を過ごしています。
みやうは、新居に念願の「食べられる庭」づくりを始めたんだね。そちらも忙しくしているだろうか。札幌の果樹庭で多くの果樹を育てていたから、わざわざ私が言うことじゃないのかもしれないけど、植