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【コラム】遺伝子にない遺伝情報

どうも、ライフストラテジストのそねです。
ライフストラテジストとは、現状を理想に近づけるために、人生の目的に沿って戦略や戦術を提案する人のことです。

最近は友人の仕事を手伝っている関係で、なかなかnoteに割く時間が持てませんが、伝えたいことはメモに書き溜めてあります。
メモしておかないと忘れてしまうので、アイデアや思考は記録しておかないと成長が遅くなってしまいますね。

本来、インプットの時間よりもアウトプットの時間が重要なので、noteの記事のクオリティが上がらないのは良くないことだと思います。
人に上手に教えられないのは理解できていない証拠なので、「わかっているつもり」を無くすためにも頑張るので、応援よろしくお願いします。

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遺伝子情報

遺伝子情報は4種類の塩基で構成され、細胞内では2本のDNAが向き合ったらせん状の形をとっています。また、その塩基の並び方は塩基配列と呼ばれ、遺伝子とは、この特定の塩基配列により記載された情報を指します。

遺伝子は生体の材料となるタンパク質の構造を決め、使われる量やタイミングを調節する「体の設計図」であり、また親から子に伝わる「遺伝情報」でもあります。
DNAの全ての塩基配列に遺伝子の情報が載っているわけではなく、使われていない部分や、はたらきが判明していない部分もあります。

DNAを書類に例えると、塩基配列は文字が並んだ暗号文にあたります。
暗号文の中には、重要な意味を持つ文章である遺伝子が隠れていますが、意味のなさそうな文字の並びやまだ解かれていない暗号もあり、解読のため今も研究が続けられています。

虐待の連鎖

通常、遺伝とは遺伝子情報による身体的特徴や精神的特徴に現れます。しかし、行動の遺伝は遺伝子にはない情報です。

人と人との違いを遺伝による影響と環境による影響とに分割する行動遺伝学では、よく虐待の連鎖について語られます。

心理学的には、愛着障害の連鎖があると思っていますが、この記事では行動遺伝についてではなく、文化的な遺伝について述べていきたいと思います。

ミーム

遺伝子情報に残らない遺伝子、という意味で”ミーム”という言葉がある。これは文明や文化、思想などが後世に残されることを示します。

文化や思想が後世に伝わることは遺伝的なものであり、過去の出来事について知ることは、ミームを自発的に獲得する行為だと思います。

青山みつ

クーデンホーフ=カレルギー光子
1874年7月24日 - 1941年8月27日

旧名:青山みつ。オーストリア=ハンガリー帝国の貴族ハインリヒ・クーデンホーフ=カレルギー伯爵の妻で、パン・ヨーロッパ運動によりEUの礎を築いたリヒャルト・クーデンホーフ=カレルギー伯爵の母。

光子は東京の青山通りという通りの名称の元となった青山屋敷の一族で、ゲランの香水『Mitsouko』のモデルは小説「ラ・バタイユ」のヒロインであるが、そのヒロインのモデルが光子である。日露戦争後、19世紀ヨーロッパの日本ブームに乗便乗したマーケティングにも利用されたのではないか。

駐日代理大使として東京に赴任してきたハインリヒ・クーデンホーフ伯爵に見初められ、大使公邸に小間使いとして奉公する。

これまで母光子が実践した国際化を目のあたりしてきた次男リヒャルト(栄次郎)は、より具体化させて進めた著書「パン・ヨーロッパ」を大正12年(1923)に発表した。ヨーロッパには、28ヶ国もの国家がアメリカの2/3の面積でひしめき合い、民族対立の火種を抱えたままでは、いずれまた戦火を交えることになる。

リヒャルトの唱える「パン・ヨーロッパ」とは、欧州全土を一体的に捕らえ、統合を目指す運動である。自国の利益に囚われ、繰り返される戦争を阻止するには、各国間で話し合いの場を設け、関税や通貨、出入国、労働許可、福祉、エネルギー、防衛など多岐にわたる分野の共通のルールを設けるという考え方である。

欧州28ヶ国の民主主義国家がアメリカのような一つの連邦国家としてまとまるべきであるという大胆な提案であった。そして、その著者リヒャルトの母は、東洋の日本人であるという驚くべき事実が伝えられると、さまざまな新聞が光子に新しい名称を贈った。「欧州連合案の母」、「パン・ヨーロッパの母」、そして「EUの母」と賞賛したのである。

「パン・ヨーロッパ」運動を起点として欧州統合は受け入れられた。それは、元大欧州ハプスブルグ帝国の伯爵の血を引くリヒャルト・クーデンホーフによって主張されたからに他ならない。EEC(欧州経済共同体)からEC(欧州共同体)、さらに現在のEU(欧州連合)と平和的な拡大に発展した。

おわり

遺伝子とは、生物学的なものと哲学的なものがある。ぼくたちの社会ではこれまで、子を成すことが動物としての遺伝子の遺し方だとされてきたが、人類としての遺伝子は、思想などの文化の形成も「子を成す」ことなのかもしれません。

この記事があなたの助けになれば幸いです。

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