見出し画像

いかに多くのフィードバックを得るか

今日は「人に頼るのが苦手」なかたに向けて書いてます。


みなさんはなにかスポーツをされてますか?

先日のパリオリンピックのスケートボードでは10代の若い選手が活躍する中、イギリスの51歳(!)の選手もいて、観客はそんな最年長レジェンドにも熱い歓声を送り、会場の一体感はテレビ越しにも伝わってきました。スポーツに、チャレンジに年齢は関係ないですね。


私は10代の頃にサーフィンを始め、20年以上続けてたんですが、これがまぁ全然うまくならないんですよ😂

長けりゃ良いって訳じゃないことは分かるんだけど、今更ながら最近ようやく分かってきました。


上達するには、いかに多くのフィードバックを得るか、なんだと。


私の住む宮崎はサーフィンには絶好の地です。全国、世界中から最高の波を求め移住者が住み、日の出前の薄暗い時から陽が沈み星が輝き出すまで海にはサーファーが浮かんでいます。

木崎浜という場所は特にキッズサーファーの聖地。
夕方になると小中高と授業を終えたキッズが、自転車でボードを片手に担いでビーチに集まり、ワイワイやりながら海で切磋琢磨しながら技を競いあっています。

彼らをサポートする親や大人たちはビデオを回したり望遠レンズの立派なカメラで写真を撮ったりして、ライディングを録画しあとからそれについてフィードバックをします。

自分のやったことを客観的に観て、その良し悪しを正しく判断できる人間から意見やアドバイスなどフィードバックをもらうことで改善点が判り、次はそこにフォーカスしてより際立ったアクションを取れるようになっていきます。


私のサーフィンが上達しなかった理由はここだ!と。
(センスの無さは一旦置いておく😂)


昔から人から意見をもらうのが怖いということと、なんでも自分で解決しようとする癖がありました。


なんでもそう。人に相談したことがなかったんです。友人にも相談できなかったし、ましてや親なんて相談しようと思ったことはありませんでした。


自分で全てなんとかしなきゃ、人に頼らず自分で解決するのが当たり前のことだと思ってました。


だから簡単に人に頼る人がすごいなぁって純粋に思っていたし、言葉を選ばずに言うと、どうやったらそんな図々しくなれるのかも不思議でなりませんでした。


でも最近分かってきたのは、上手く行く人って別に図々しい訳じゃなくって、自分の開示が上手で、分からないことや知りたいことは

それどうするの?どうやったらいい?とか
それお願いできる?って簡単に言えてるんですね。


そんな風に軽〜く頼れる、頼めるのが私の目標です。

人に頼る時、お願いする時、意見をもらう時の感情を割り振るなら「恥」や「罪悪感」を感じていて、めちゃくちゃ重いですよね〜。

まだそこに重いエネルギー乗っかってるなぁって感じます😂

しかし、自分の発してるものが目の前に現れるだけの世界なので、この私のオドオドした感じや、重いエネルギーが壁を作ってるように相手に伝わっちゃうんだろうな。


すべての物事において答えは「自分の中」にしかないけど、その答えに辿り着く正しいルートが分からないんですよ。

自分の知ってるルートが当たり前・前提・解釈になっちゃってるから、それしか見えないんです。
そのルートが正しいのなら、あっさり答えに辿り着いてるはずだから、自分の当たり前・前提・解釈が間違ってるってことです。


でもね、ここで断言します。


現時点でどんなに間違った前提・解釈であろうと、自分と真剣に向き合う時間をちゃんと取って、自分と対話してる人は「正しい辿り着き方」のルートや方法さえ分かれば押し込めていた力が爆発的に開花する!!


頼るべきところは頼れば良い。

自責で他力本願になれたら最強!!

フィードバックを得る必要があるのは、そのためです。


サーフィンは、いきなり大きな波には乗れません。下を見ると真っ逆さまに落ちてしまいそうな恐怖で身体が固まってしまいます。そしてその恐怖の中で身動きすると、波に持ってかれて海中深く引き摺り込まれ息が続かず溺れそうになった経験が何度もあります。

でも、そこから覚えていくんですよ。あ!怖い!って感じたらそのまま行くんじゃなくてちょっと身を引く。そうすると波に身体を持ってかれずに済んで、次の自分の身の丈にあった波が来るのを待つことが出来ます。


恐怖に飲まれるのでなく、小さな波からチャレンジして、ちょっと怖いけど徐々に大きな波に挑戦していく。徐々に徐々に身体に「行っても大丈夫だ」という安心感を覚えさせていきます。


人に頼る、フィードバックもらう、意見してもらう。


そこには怖さ、恐怖があると思います。
否定されるかも、馬鹿にされるかも、お前には向いてないと遠回しに言われたような気持ちになるかもしれません。


それでも、大事なので言います。


いかに多くのフィードバックを得るか。
そして誰にもらうか。


これでしか上達の道はありません。


サーフィンだろうとサッカーだろうと、演技だろうと、講演だろうと、医者の手術だろうと、上達するために先を行く人に頼ってみましょう。


私もまだまだ人に頼ることが苦手です。ちょっと意見されただけで喉がぎゅっと縮こまる時があります。


それでも、少しづつ身体に「行っても大丈夫だ」と覚えさせながら小さなチャレンジをしています。

今日の話が小さな変化のきっかけになれば嬉しいです。一緒に変化を楽しみましょう😉


最後まで読んで頂き、ありがとうございます!
参考になるものがあれば、ぜひ今日から実践してみてくださいね✨

ではでは、また!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?