朝バナナダイエットという謎のダイエット方法
今日はトンデモなダイエット方法論について、書こうと思う。
巷では「朝バナナダイエット」「トマトダイエット」「スイカダイエット」のように、とんでもなく非科学的なダイエット方法が流行っては廃れることを繰り返していると思うのである。
スイカダイエットなんて、素人が見ても「続かない」ことが明白なのに、だ。
効果がなく、明らかに続かないダイエットが流行るのは何故か。アラフォーおじさんが考えてみたのである。
とんでもないダイエットが流行る3つの理由
とんでもないダイエット方法が蔓延する理由を3つ考えた。
1.ダイエット実践者が医学的な「痩せ方」を勉強をしていない
2.成果を早く求めすぎている
3.ダイエットの結果を客観的なデータで記録していない
だ。
まず1つ目。上記のような流行ダイエットに飛びつく人は、医学または生化学の勉強をしていないと思うのである。
例えば、『「果糖」は肝臓で直接代謝され、中性脂肪に変換されやすい』といった内容である。
上記の知識があれば「スイカは果糖を多く含む食べ物であり、スイカダイエットはありえない」とすぐ判断できるはずだ。
要は、ダイエットを成功させるために必要な知識を勉強していないため、カモになっていると思うのだ。
2つ目。ダイエットの成果を早く求めすぎていると思うのである。
アラフォーおじさんは、10キロ体重を落とす場合、「1ヶ月1キロずつ10ヶ月かけて落とす」くらいのペースが良いと思うのである。
しかし、『ライザップ』は3ヶ月で15キロ落とすと宣伝し、大流行している。
これにはおじさんもビックリした。
そんな無理なダイエット、続くわけがないだろう。
早く痩せたいという思いが先行し、継続的に良い体型を維持するという思考が抜け落ちていると感じるのだ。
何より、3ヶ月で15キロも痩せると体がもたない。リバウンドの危険も高いであろう。
3つ目。ダイエットの結果を客観的なデータで記録していないと思うのだ。
自分が実践したダイエットの良し悪しは、客観的な数値データのみで量れると思うのだ。
毎日の体重・体脂肪率・筋肉量などを記録することで、「体重はどれくらいのペースで減っているのか?」「脂肪と筋肉のどちらが落ちているのか?」「基礎代謝に代わりはないか?」など、ダイエット方法の良し悪しを判断するためのデータが得られるのである。
上記のデータを計測し、緩やかに脂肪が減少&筋肉量は維持するダイエットが理想的だと思うのである。
すなわち、これを行わない限り「どのダイエット方法が良いのか判断できない」ということだ。
何が良いのかわからないから、流行りの目新しいダイエットに次々飛びつき、カモにされる。それを繰り返す。
それがとんでもないダイエット方法が蔓延し続ける理由ではないだろうか?
アラフォーおじさんは今、食事管理だけで理想的なダイエットができると確信している。