☆10.習慣化できたもの、できなかったもの。

おはようございます。

今年、養成所時代の同期とコロナ越しに再会する機会が多いのですが、会った人がみんなそれぞれ何かしらの挑戦の途中だったりして、話していてとても楽しくなります。規模や進み具合はまちまちですが、曲がりなりにも養成所で一度は上を見た奴らなんだなあって思います。そんな姿を見ているとやっぱ諦めたくないなあって思って元気が出るんですよ。

ただ、元気が出たら今度はその揺り戻しで強烈に絶望したくなる瞬間があったりして、時々自分を見失ったりなんかして。めんどくさいなあ自分……と苦笑いをしてしまいますが、以前に比べれば格段に抵抗できていることは確かなので、おいそれと捨てられません。

話がそれました。

さて今回は「2024年、習慣化できたこと、できなかったこと」というタイトルでお送りしたいと思います。

数ある自己啓発で語られている「習慣化」することの大切さ。私も色々なものに挑戦してきました。得意不得意さまざまあると思いますが、あれこれやってきたものの中で習慣化できたもの、習慣化しそうでしてなさそうな中途半端なもの、習慣化に失敗したものをそれぞれ挙げてみようと思います。

習慣化できたもの

通勤電車での読書

これはもう一番です。本を忘れるとショックを受けるくらいには見事に定着しました。私は今、片道20分の乗車時間で、これが本を読むのにちょうどいいんです。他にできることもありませんし、私はイヤホンが耳に合わなくて長時間つけていることができないのも幸運だったかもしれません。朝の総武線は混みますが、本を読みやすいように端の車両に乗るようにしています。

埼玉在住時代は片道45分の乗車時間で、こちらは座れる確率が高いこともあって読書の定着に一役買ったところがありますが、読むペースが早すぎて本の調達が大変になりました。通勤時間は長すぎても短すぎても支障がありますね。本は紙で読む派です。新しい電車は照明が明るくて本が読みやすいので助かります（総武線のE217が蛍光灯で暗いんですよね……早く新車に置き換わって欲しいです）。

本の厚みと読むペース次第ですが、大体週に1冊は読めるのではないかと。週1冊を続けたら年間50冊。その頃には学びたくてたまらなくなっているはずです。

朝のベッドメイキング

私の生活において習慣化できた一番のものはこれかもしれません。ベッドメイキングをするきっかけはYoutubeで見た米海兵隊の動画だったかと思いますが、シェアハウスに引っ越してからベッド生活になったこともあって、いつも出かける前にベッドメイキングをします。

ベッドメイキングをしたことですっきりする……というわけではないのですが、帰ってきた時にベッドが汚いままだと残念な気持ちになるのは確かで、これはすんなり定着してよかったなあと思います。
なぜ習慣化できたのかについてですが、おそらく「10秒でできる」というのが大きいかと。朝のばたついた時間でも10秒くらい捻出できるわけで、そのたった10秒の手入れで気持ちが落ち着くならこれほど大きいリターンもないでしょう。

もうひとつ、これは間接的な理由ですが、シェアハウス暮らしでは洗濯乾燥機が使えるので、我が家から「洗濯物を干す」という文化が消滅したんですよね。ただでさえシェアハウス暮らしで物は極端に少ないですし（住人さんから「何にもないですよね」って引かれました笑）、洗濯物がぶら下がる景色がなくなったので、ベッドが荒れてると悪目立ちするんです。寝巻きは畳んで、ベッドメイキングして。たったそれだけですごく秩序のある暮らしになったような気がします。

ランチョンマット

これもシェアハウス生活で習慣化できたもの。ご飯を食べるときに必ずランチョンマットを敷くようにしました。これも”10秒でできる”案件ですが、これに関してはベッドメイキングよりも成功率が高くて、むしろ敷かないとそわそわしてしまうくらいになりました。俗世間とごはんを分ける結界のようなものかもしれません。実はランチョンマットに乗りきらずにはみ出してしまうことも多々あるんですが、ランチョンマットを敷く、という行為が重要で、これからごはんなんだぞ、というスイッチみたいな役割を果たしているかもしれないしいないかもしれません。気がついたら自然にできるようになっていたので、うまくいった理由はよくわからないというのが正直なところです。

ちなみに5月に飲み物を置くコースターを買ったのですが、こちらは成功率がそこまで高くありません（習慣化できた、と言える程度ではあるけれど）。なぜだ。

毎朝一杯の100%オレンジジュース

これも定着。同時並行で実施した味噌汁大作戦はシェアハウス生活移行によって失敗しましたが、毎日大豆製品（味噌汁or納豆or豆腐）を摂ることはできています。健康と体重抑制のために始めたものでしたが、朝のオレンジジュースって結構効くんですよ。特に私はフルーツ摂らないがちなので、ビタミン補給源にもなっていますし、オレンジジュースが効いている間は間食を防げるというのも大きい。

ちなみにやられる際は、必ず100％のものにしてください。砂糖が入っている飲み物では意味がありません。個人的にはできればストレートがいいんですが、やはりお高いのでね……でもポンジュースでも十分です。

お弁当作り

一時期苦しみましたが、もう定着したといっていいでしょう。職場でのお昼ご飯をお弁当で統一しています。日曜に大量に作って、それを毎日詰めていくだけではありますがね。

メニューもベースは固定（だいたい豚玉モヤ炒めor鶏と野菜の炒め物）で、サブや野菜がその時々あるものになるくらいの横着感でやっています。順調に進めばだいたい木曜ぐらいで弾切れするので、それを見越して次の品を作ったり買ったりする感じで1週間を過ごしています。最近カレー作りを解禁したので、予定のない週末はカレーで楽をするのもパターンになっていくのでしょうか。

外食をするのは、仕事で外待機が必要な日と、休日の外出時だけにしています。慣れるまでは食べたくなるんですけど、1ヶ月くらい続いてしまえばもうこっちのものです。後述しますが、私は家計簿をつけているので、外食でどれほど出費しているのかを目の当たりにしましてね……笑

家計簿

これも定着しました。本来はもっと細かくつけたほうがいいのかもしれませんが、品目を細かくしすぎて定着しなかったら意味がないので、消費の種類を13種類に分類し、分類ごとに値段を記入するのみにしています。googleスプレッドシートのテンプレをベースに、項目名だけ使いやすく変えた感じです。あとは記入ミスさえなければ立派に機能します。ちなみにややこしくなるのでポイント購入分は記入していませんが、家計簿つけてる人はそこら辺どうしているのでしょうか。

習慣化には至っていないがたまに思い出したようにやること

肌の手入れ

これがなかなか定着しない。
私は脱毛器を使っているのですが、パチパチするのも20分ほどかかるので、めんどくさくなってしまうことが多いです。週１で全身一周したいという目標を立ててはいますが、現状は週１でどこかの部位をパチパチしている感じになっています。途絶えてこそいないものの、ペースは上がっていないです。時間がないなんてことはないはずなんですけどね。

滑舌練習

市民劇団時代からの日課が抜け落ちているというのが正しいかもしれません。裏方に回ってからというもの、自分が滑舌を練習する機会が減りましたし、4月に呼吸困難で苦しんだ時期に丸々休んでしまったところから復活できていません。ただしばらくやらないでいたら部分部分が抜け落ちるというショッキングな出来事があったので、思い出すたびに唱えてはいます。

習慣化というには程遠いので、ここに置かせてもらいました。詠唱に合わせて表情も意識しています。表情は意識的に変えていかないとすぐにむすっとしてしまうので本当に要注意です。世にブスという言葉がありますが、あれは顔の形が悪いという意味ではなく、「無表情」という意味があるのだとどこかで聞きました。真偽の程はわかりませんが、一理あると思うので、自分はそうならんように！

運動

定着しそうで、しなくてを繰り返しています。家の至近に手頃なジムがある時は通いましたが、引っ越して家から離れてしまったり、よく歩き回る地域に手頃なジムがなかったりすると通わなくなる。めんどくささが勝っちゃうんですよね。一度ジムに向かってしまえば一通りやりたくなるんですけど、そこまでのハードルが私には高いようです。かといって家でやるかといえばそれも続きはしないので、運動したいならジムの近くに住むのが一番。

ちなみに今はジムに通いたいのですが、無職期間やPC買い替えなどで大きく食い潰してお金が減ったので却下されています。代わりに下駄で散歩する日々です。インプロも始めたし、少しずつ体を戻していきたいです。動かしたい衝動はあるので、生活費とにらめっこしながら取り戻していきたいなあと思います。

習慣化に失敗したもの

習い事

これが本当にできないんだ私は……笑
理由はいろいろ想像できるけど、「行かなきゃ」が芽生えた瞬間に終わりを迎えるのがまず大きい。お金を払った以上は行かなきゃ……こうなった時点で終わってしまう。これが単発のことであればいいのだけれど、習い事はこれから先も続いていくわけで、だんだんと重しになっていくんです。

そして、行くのが億劫になる理由はさまざまで「距離が遠い」「飽きている」などなど。都会で習い事となるとどうしても電車で数十分出かけることが多いですし、そこで学ぶことが本当に楽しくなっていればいいけれど、残念なことに私は飽きるのが早いんですよね。養成所に通った3年間が最長でしょうか、本当に長続きしないんですよね（養成所の場合はコロナで制限がかかったことに嫌気がさしてやめてしまったというところもありますが）。

今わたしはインプロのワークショップにちょこちょこ通っていますが、通える日に申し込み、参加の都度料金を払うシステムなので、”迫られて行く”という形にならないのではないかと思って実践中です。まだ半月なので先がどうなるかはわかりませんが、どのくらい続くか、折を見て報告しますね。

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こうして見ると、秒でできて、かつ何かをしている時にするもの、あるいは必要に迫られているものについては秒速で習慣化して、受け身でありながら自分から動き出さないといけないものが習慣化できずにいるのがよくわかります。生活において必要なものについては習慣化できても、それ以上のプラスアルファーについては習慣化が難しいですね。こうして自分の現状を晒すことで変化が生まれるのか、あるいはずっと堕落したままなのか。

習慣化するには「今ある習慣にくっつけろ」とよく言います。朝なんて歯磨き洗顔お弁当詰めなどなど習慣の嵐ですから、朝に習慣をねじ込むことはもしかしたらしやすいのかもしれません。私は朝は起きれるタイプなので余計にそうかも。夜型だとは思うのですが日が昇ると目が覚める性質を持っているし、窓がすりガラスなのもあって、部屋のカーテンは原則開けっぱなしで寝ています。

通勤電車内の習慣は（乗車時間や乗り換えの有無にもよりますが）おそらく一番効果が現れる場所だと思うので、是非是非取り組んでみてください。私はモバイルSuicaを使っているので電車に乗る際にスマホを取り出す必要がありますが、それでも電車内の時間は読書で過ごせているので、成功率は高い気がします。

そして引越しを検討されている方がいたら、そうした部分も検討材料に入れてみるといいです。私は「乗車時間20分前後、乗り換えなし」をベースにあちこち探して今の家に落ち着きました。自力でできないなら「自分がやれるような環境に住む」のが一番です。そこまでやったんだからやれよ私？と自分にハッパをかけることもできますからね。

ずっと都民になりたいのですが、おかげでなかなか遠いです。川の向こうは東京なので、今が一番東京に近いところに住んではいるのですが。気分は翔んで埼玉。

ここまで読んでくださった皆様に、素敵な朝日が昇りますように。

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12月15日(日)10:00〜17:00、大宮にて朗読劇ワークショップを行います。講師に声優として朗読劇やボイスコミックで活躍された中村優里さんをお招きし、その日集まったメンバーで身体を動かしたり、簡単なゲームをしたり、セリフを読み合ったりします。そうした活動の中で、誰かの素敵なところをたくさん発見し合い、伝え合いましょうというワークショップです。中学生以上であれば誰でも参加OK。目の前にいる人のいいところを見つけるのは宝探しみたいで楽しいですよ！
参加申し込みはこちらのフォームから！

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