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ちいさな図書館を持ちあるく|シンプル派なわたしの読書習慣


紙の本と、電子書籍と。

それぞれ良いところがありますが、
電子書籍で読書するようになって3ヶ月ほど経ち
けっこう自分に合ってるかもと思ったお話です。


今回は、わたしが購入した
電子ペーパー「BOOX nova air」について、
使ってみた感想やわたし流の使い方などを
まとめてみました ✍︎ ( 宣伝ではありません笑 )


電子書籍をとりいれたきっかけ


先日、ふいに「もっと本を読まなければ…!」と
つよく感じる出来事がありました。

きっかけはさざなみさんというかたの
本にまつわる漫画エッセイを読んだことです。


作者さん自身も本をよく読まれるようで、
この方の漫画を見つけたときに
( うわあ、本を読む人の感性って素敵だなあ )
とすごく感銘を受けました。


正直、数年前まで本を読む習慣がなく。

夫が読書好きだったことが影響し、
最近はすこしずつですが本を読む機会が
増えてきていました。


またnoteをはじめて、ちょっとした文章を
じぶんで書くようになったことも相まって
素敵な本や良い文章をもっとたくさん読むことで
自分の感性を高めていけたら
と感じていました。


本を読むハードルをなくすために、
わたしが辿りついたのが電子書籍という選択です。


読みたいと思った本をすぐ買えること、
たくさん買っても収納に困らないことなどが
電子書籍を選んだ理由でした。


BOOX nova air をお迎え


存在を知ったその日に購入を決めたBOOX。

お迎えしたものを開封する瞬間の、
ほんのり感じる緊張感がだいすきです。

持ち物は白で統一したいというこだわりがあり、
KindleではなくBOOXを選びました。
( 実際は薄いグレーで、背面はシルバーです )

電源オフ時のデフォルト画面もおしゃれです。

スリープモードの画面は変えることができて、
わたしは時刻とカレンダー表示にしています。

時計の字体がかわいくて、見ていてたのしいです。


夫のKindleと比べると、すこし薄いです。

Kindleのほうがコントラストがつよく、
文字がはっきりしているような気がします。

( 写真ではあまり差が出ませんでした )



わたしの使いかた


BOOXはAndroidが搭載されているので、
GooglePlayアプリ
をいれることができます。

電子書籍はKindleをメインに使っていますが、
楽天Koboのアプリも入れているので
Kindleに存在しない書籍は
楽天Koboのほうで読めたりします。

アプリ表示画面

ちなみにnoteも読めます。



あと、さいきんはNotionのアプリで
読んだ本の記録をつけているのですが、
( 読書のモチベーションが上がります! )

BOOXで本の気に入ったところをスクショして、
そのままBOOXでNotionアプリをひらいて
読書記録に組み込むといったこともできます。

著作権を考慮して草枕のスクショで


余談ですが、先日ハムレットの舞台を見たので
大学の授業(文学部)で読んだ草枕が懐かしくなり
久しぶりにBOOXで読み返しました。


電子書籍のたのしいところ


電子書籍というと、どうしても
すこし無機質なイメージになってしまいます。

じっさいにエッセイなどは紙の本のほうが
温かみを感じられていいなと思うことも。

わたしの感じた電子書籍の良いところは、
「あの本、もういちど読み返したいなあ」と
思ったときにそれがいつでも手元にあることです。


ある本に書かれていたことを思い出したかったり、
noteを書きながらヒントにしたい表現があったり。

そんな場面がわたしにはときどきあるので、
資料集を持ち運ぶように利用しています。

出先でも、そのときの気分で好きな本が読めます。
( とくにエッセイなどは一気に読まずに
他の本を読んでいる合間にふと読みたくなったら
「ちょこちょこ読み」することがあります )


お気に入りの本がいつでも手元にあるこの感覚、
どう言い表したらいいのかなと考えていましたが
持ち歩ける「わたしだけのちいさな図書館
という表現が近いのかな?と思いました。


普段はシンプルな生活を心がけていますが、
本だけは増えることを気にせず
惜しみなく買いたいなと思っているので
電子書籍をとりいれてみて
心地よく読書生活を楽しむことができています*


⊹ ⊹ ⊹


先日NHKでドラマの放送がはじまった
岸田奈美さんの名著、
『家族だから愛したんじゃなくて、
愛したのが家族だった』もKindleで読みました。

紙の本では弟の良太さんが手書きされた
ページ番号が載っているのですが、
Kindleではページ番号が表示されないため
見ることはできないかなと思っていました。


ところが、電子書籍のさいごにこんなものが。

( 一部モザイク入れさせていただいています )

岸田奈美さんの弟、良太さんが、
今回の本の出版にあたり
新たに書かれたページ番号用の数字です。
電子書籍では、各ページに番号を入れないため、
巻末に抜粋しました。


まさかこのような配慮があると思わなくて、
思わずほっこりしたうれしい出来事でした ◡̈


そんな、わたしのさいきんの読書事情でした。

読んでいただきありがとうございました 𖧷


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