瀬戸内の冬のごちそう「牡蠣」
地方に住む喜びの一つは、
旬の最高においしい自然の恵みを、新鮮かつお安くいただけるという贅沢です。
東京に住む弟は、しきりにうらやましがります。
都会は都会だからこその利便を享受するし、
地方は地方だからこその贅沢を享受します。
私の住む地方の贅沢、冬のごちそうの一つは「牡蠣(かき)」です。
牡蠣の購入方法
①スーパー・・・じゃない
スーパーでも牡蠣は売られていますが、買ったことはありません。
殻付きの牡蠣なら、いくらくらいかな~とのぞいたことはありますが、
むき身の牡蠣は見に行ったこともありません。
洗われて洗われて、鮮度が落ちて、
味がなくなってるんじゃないかというまったくの偏見です。
②漁港・・・は年に1回かな
漁港に行けば、1キロいくらで、
目の前の海でさっき水揚げしてきたような、
殻付きの牡蠣を購入することができます。
弟が冬に東京からこっちに帰ってくるときには、
弟のリクエストで牡蠣を買いに、車で行きます。
あと、
ドライブしたついでに足を伸ばして漁港にということもあります。
弟もしょっちゅう帰ってくるわけにいかないので、
年に1回あるかないか、です。
③漁師さんから職場一括購入・・・これこれ♡
市役所には、漁師さんとつながりのある職場があります。
その職場の職員が、漁師さんとのお付き合いのなかで、
お安く、まとめて一括購入してくれることが、年に数回あります。
漁師さんにもお金が入るし、
勤務時間終了後に引き渡ししてもらえ、
私たち市役所職員も、買いに行く手間がかかりません。
地元産牡蠣のおいしいこと!
当日の朝に海から上げたばかりの殻付きの牡蠣を、すぐにいただきます。
先日、その牡蠣の販売がありました。
その日の夕食は、瀬戸内の贅沢、牡蠣をいただきました。
ああ、ありがたい、ありがたい。
漁師さんからのお付き合い購入なので、
商品に並んでいる牡蠣ほど殻も丁寧には洗われていませんし、
大きさもそのときによって全然違いますが、
その野趣さも、滋味ある深い味わい、地元の幸せを感じます。
スーパーじゃなく、漁師さんから買ったことも幸せ感です。
食べ方は、殻付きのまま、ホットプレートで蒸し焼き、
または電子レンジでチン。
熱々の牡蠣の殻の間にナイフを入れて、
ぱかっと開ける作業も愛おしいです。
弟はレモンをかけようとしますが、私はそのまま。
牡蠣に追加するモノはありません。
(牡蠣フライは苦手です。油と牡蠣は合わないデス・・・)
殻を開けて出てくる牡蠣の身のみずみずしさとプリプリ感に、
思い出すだけで・・・よだれが止りません。
地方暮らしの幸せに欠かせない「つながり」
地方にいれば、こういう贅沢にありつくことも可能です。
ただ、地元の人とのつながりがあればこそです。
私も市役所に勤めていなければ、
こんな贅沢な食材に出会うことができなかったかも。
地方に住んで幸せを感じるには、
「つながり」という要素が欠かせません。
週末の居酒屋で(おまけ)
金曜日の仕事終わり、上司含め3人で居酒屋に立ち寄りました。
お店の人も知り合いだし、お客さんも次々と知っている人が来ます。
これも地方の「つながり」。
一言一言、挨拶をして、冗談を言ってみたりして、
私もこのコミュニティの一人だと思える「つながり」です。