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2024年11月17日 勝っても負けても 

肥前国平戸藩(現在の長崎県平戸市)の九代藩主、松浦清が残した言葉に「勝ちに不思議の勝ちあり。負けに不思議の負けなし」というものがあります。

剣術家でもあった清が「偶然勝つことはあっても、偶然負けることはない。負ける時には必ず原因がある」という意味で、『常静子剣談』に記した言葉です。
ことわざに「火の無い所に煙は立たぬ」とあるように、何事もその結果には必ず原因が存在するものです。しかし「勝ちが転がり込む」というような言い回しが示すように、「思いもよらぬ」ことで成功することは時々あるものです。

逆に、負ける時には「負けが転がり込む」という言い方をしないことからも、失敗する時には必ず原因があり、失敗すべくして失敗しているものなのです。

このことから、自身の仕事にも失敗する要因はないかとチェックする習慣が大切であることが分かります。同時に、偶然の成功であっても振り返りを行ない、偶然のままで終わらせないことも大切でしょう。

「成功」と「失敗」のどちらにも、次に繋がるものがあると心得たいものです。

今日の心がけ◆原因を明らかにしましょう

出典:倫理研究所 職場の教養2024年11月号より引用


有料記事の中身はどんなもの?
という疑問をQ&Aでまとめました。


【1】 著者の個人的な感想

おおっ、言われてみれば確かにそうですよね。今まで当たり前のように敗因の原因究明をやってきたのでなんとも思ってませんでしたが、「勝ちに不思議の勝ちあり。負けに不思議の負けなし」は確かにそのとおりです。なんか今日のお話はとてもスッキリした気分で読めました。

『勝って兜の緒を締めよ』という言葉があるように、本来は勝因も探らないといけませんが、これはあんまりやらないので私はこれができるようにならないと…ですね。現にこのnoteも、おかげさまで購読者様が大変増えておりますが、『スキ♡』が増えてるわけでもないですし、勝因がサッパリわかりません苦笑

できるだけ多くの人に読んでほしいですし、もっともっといいことが書けるようになりたいとも思っているので、きちんと検証しなきゃ…ですね。

さて朝礼では。

今日の内容は誰もが経験したことのあるでしょうし、納得できるお話なのでスピーチには困らないかもですね。

自分の仕事のやり方を振り返ってみて話してみましょう。


有料記事は30秒から1分で話せるスピーチ風に
原稿を書いています。


【2】 意見を述べてみよう

失敗体験については人並みに考えて、同じ目に遭わないようにと考えますが、そもそも…

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