見出し画像

需要と供給を理解すれば、株式投資はもっと楽しくなる!



スーパーでミネラルウォーターを買うと100円程度。コンビニでは少し割高な150円くらいかもしれません。そして富士山の頂上付近では250円、さらには500円という値段で販売されていることもあります。

それでも、喉が渇いている時は迷わず買ってしまうはず!では、砂漠で同じ水を買う場面を想像してみてください。目の前に水がなければ命の危険に直結する環境では、例え1万円だとしても、いや、それ以上の金額でも買うのではないでしょうか?


この様に、商品の価値はそのモノ自体の本質的な特性だけでなく、「場所」「状況」「需要と供給」によって大きく変動します。


更に言うと、北極でかき氷屋を開業しても、誰も買わない可能性が高いのと同じです。需要がなければ、どんなに良い商品でも売上を上げる事はできません。


この考え方、実は株式投資にもそのまま当てはまります。株式市場もまた、需要と供給によって動いているからです。

株式市場と需要・供給の関係

株式市場では、ある企業の株価は、買いたい人(需要)と「売りたい人(供給)のバランスで決まります。


例えば、業績が好調な企業の株は多くの人が欲しい!と考えます。需要が高まれば価格は上がり、逆にこの企業の先行きが不安と思う人が増えれば、売りたい人が増えて供給が増え、価格は下がります。


このメカニズムを理解することが、株式投資の第一歩ですので、ただ単に株価が上がりそうだから買う、といったニュースで話題になったから買う!というような短絡的な判断ではなく、この企業にどんな需要があるのか、世の中の流れと合致しているか!という視点を持つことが重要です。


需要と供給で考える投資判断

A社とB社の比較

A社 最新のAI技術を活用した製品を開発中。多くの企業がこの技術を必要としており、需要が急速に拡大中。そしてニュースでも話題になり、多くの投資家が注目している。


B社 伝統的な製品を製造しているが、市場全体の需要が縮小しているため売上は減少傾向。
この2つの企業を比べると、需要の伸びが期待できるA社の株価が上昇しやすいと考えられます。

一方、B社の株価は需要の低下が反映され、下がる可能性が高いです。

投資初心者に伝えたいこと

株式投資を成功させるために、需要と供給の視点を持つことは欠かせません。株価は単なる数字ではなく、そこには人々の期待や不安、そして世の中の流れが反映されています。特に、特定の株に投資する前に、この下の質問を自分に問いかけてみてください。


この企業の商品やサービスにはどんな需要があるのか?

需要は今後も増えるのか、それとも減るのか?

競合企業と比べて優位性はあるか?

例えば、近年では再生可能エネルギーやAI、医療分野への需要が高まっています。これらの分野に関連する企業の株式は、多くの投資家から注目されています。


ただし、人気があるから買うだけでは危険すぎます!と言うのも冷静に需要と供給を見極めた上で判断することが、リスクを抑えつつ利益を得るための鍵です。

まとめ

需要と供給の視点で価値を見極めるです!
実際株式投資は、難しい様で、そこまで難しいものではありません。


重要なのは、その株がどれだけ必要とされているか!という視点を持つことでして、そしてその背景には、経済の基本である需要と供給があることを忘れないで下さい!

最初は難しく感じるかもしれませんが、スーパーやコンビニでの買い物、さらには砂漠での水の価値を想像する様に、身近な視点から考えると理解しやすくなります。


この感覚を身につければ、株式投資の世界がもっと楽しく、そして奥深いものに感じられるのではないでしょうか?


本日も最後までお読みいただき、本当にありがとうございます!この記事が少しでもお役に立てたなら、ぜひいいねやフォローで応援いただけると嬉しいです。


皆さんからのサポートが、これからの発信の力になります。これからも、役立つ情報や心に響く内容をお届けしていきますので、どうぞよろしくお願いいたします!


いいなと思ったら応援しよう!