マガジンのカバー画像

こうするとプロ野球選手になれない

10
プロ野球選手を目指してきた男の 「こうするとプロ野球選手になれない」を綴ったものです。
運営しているクリエイター

2018年10月の記事一覧

⑨馴れ合う

野球はチームスポーツと言われます。
当然一人で試合をする事は出来ず、チームメイトとの協力が必要になります。
人との繋がりを絶対に切ることの出来ないスポーツです。

その中で、プロ野球選手になりたい!
という夢を掲げると、必ず

「お前には無理だ」というドリームキラーが現れます。
はっきり言いますが、そんなやつとは関わらない方がいいです。

ここでいう関わらないとは、一切口をきかないとか嫌悪を露わに

もっとみる

⑧失敗をそのままにする

失敗をそのままにしておく方がいいと思う人なんていませんよね?
文字だけ見ると
「そんな事しないほうが良いに決まってる!」とわかるのですが、なぜか自分の事となると失敗を失敗のままにしてしまいがちです。
失敗とは、失敗のままで終わるから失敗なんです。
「失敗は成功のもと」とよく言われますが、本当にそうですよね。
失敗は挑戦したからこそ生まれるし、挑戦したからこそ課題が見つかり次へと成長していく。
その

もっとみる

⑦野球だけをやる

よく、
「野球だけやっていちゃダメ!」
などと言われる事があるかと思います。
全くその通りだと思うのですが、それは何故かをお話ししたいと思います。

野球だけやっていてはいけない理由の一つに、スポーツ選手の選手生命の話があると思います。
簡単に言えば、「将来食べていけなくなる可能性」がプロアマ問わずシビアにあるからだと思います。
高校野球指導者の多くは教師ですから、勉強をさせる事も仕事だと感じてい

もっとみる

⑥練習をこなす

ここまで読んでくださった方の中には
「大丈夫、自分はやれてる!」
「自分で考えて練習しているし、自主的に練習を行っている!」
と主張する方もいらっしゃると思います。
要注意です。こういう人ほど練習をこなしがちです。

自主的に考えて練習をしている=身になる練習をしているではありません。
実際僕は、この「こなす練習」が身についていました。
簡単に言うと

メインが練習になり、試合が特別なものになって

もっとみる

⑤練習の為の練習をする

練習の為に練習するなと言う事。

え、当たり前やん!
と思いましたよね?

そうです。当たり前です。
しかし、これを出来ていない人は多いです。

僕なんて、そりゃもうひどいもんでした。
ブルペンで投げ込む時には自分が納得のいく球を投げる事しかしていなかったし、バッティング練習ではとにかく飛ばす事しか考えていませんでした。(高校の監督にマスターベーションと言われました)
これを別に悪いと言っているわ

もっとみる

④自己分析をしない

③では、自分に求められている事を客観的に把握する事をオススメしました。

まずは、なぜ自己分析が必要なのかを僕の体験とともにお話しします。

自己分析が無い状態というのは、
自分は鳥なのに、地中で暮らそうとしているという状態です。(例え下手か)
要は自分の武器を知らずに、わざわざ不利な所で生きるという事です。

自己分析では、

自分が戦う武器・場所を明確にする事が目的です。
自分の武器だけを分析

もっとみる

③主観しか持たない

②ではドラフトから逆算して考えるという話をしました。
ここでは逆算をするために

主観だけの思考を捨てる事をオススメします。

主観しか持たないという事は、客観視が出来ないという事です。
客観視が大事!!というのは色んな所で良く耳にすると思います。
なぜ客観視が必要なのか?
それは物事を様々な点から見ることによって、本質が見えるからだと僕は考えます。
本質から逆算をしていかないと、いつのまにか違う

もっとみる

②期限を明確に決めない

16年間続けてもっとも「やっちまったなー」
と思うのが、物事の期限を明確に決めていなかった事です。

例えば、僕は
エースになる!
と決めて大学に行きました。これがいつまでに達成したい事なのかで日々の練習内容は大きく変わります。
エースになる!と言っているのですから、学生なら在学中にというのは大前提として、
「具体的に・いつまでに」が思考からごっそり抜けてました。

目標を決めたなら、それをいつま

もっとみる

①好きじゃないのに続ける

はい。
いきなり訳の分からないタイトルからのスタートです。

でもここは本当に大切なので初めに言っておきます。
超当たり前ですが、プロ野球選手になりたい!
って人に野球が好きじゃない人なんて普通いないと思います。

野球が好きな理由はなんでもよくて、

理由なんてない!とにかく好き!
面白いから!!
楽しい!!

これらは最高の理由だと思います。

この気持ちを忘れた時に、プロ野球選手を目指す

もっとみる

はじめに。

初めまして!
太田悠生(おおたはるき)と申します。

僕は小学4年から野球を始め、プロ野球選手を目指し練習に励んできました。

しかし、2017年野球人生に終止符を打ちました。
9歳から25歳の16年間で、野球にはたくさんの事を学ばせて頂きました。

才能が無かった分、考えては実践しの繰り返しで、毎日遅い時間までグランドに残りました。練習をしていない時間も野球の事しか考えていませんでした。

生活

もっとみる