④自己分析をしない
③では、自分に求められている事を客観的に把握する事をオススメしました。
まずは、なぜ自己分析が必要なのかを僕の体験とともにお話しします。
自己分析が無い状態というのは、
自分は鳥なのに、地中で暮らそうとしているという状態です。(例え下手か)
要は自分の武器を知らずに、わざわざ不利な所で生きるという事です。
自己分析では、
自分が戦う武器・場所
を明確にする事が目的です。
自分の武器だけを分析することはあるかと思いますが、かなり危険です。
両方を知らないとプロ野球選手になる為にどんな練習をすればいいかわかりません。
戦う武器と場所は順番を間違えるとえらい事になります。
そこで、毎度おなじみ僕の愚かな話をします。
僕は常々
ノビがあって、キレのある140キロのストレートを投げたい!!
と思っていました。(ノビとかキレがもう馬鹿)
左サイドスローで140キロというのは、
プロ野球界でも数が少ない=敵も少ないと考えたからです。
僕は140キロを投げる為の練習に多くの時間を割いてきました。
もうオチが見えたでしょう。
そうです。僕は馬鹿です。
自分の持ち味は自分では気づきにくいもので、自分の視点だけでは中々わかりませんでした。
現に、綺麗なストレートを投げようと練習した結果、以前よりもよく打たれるようになりました。
実は僕の持ち味とは
ストレートが変化して打ちづらいこと。
タイミングが取りづらいこと。
だったのです。
まさか長所を消す練習をしているとも知らず、自分の理想とするストレートに近づいている事を喜んでいました。(阿呆)
このように、自分が戦いたい場所と自分の武器が異なると言う事は多いにありえます。
だからこそ、自分の武器を知ってから戦う場所を決める事をオススメします。
自分の理想とする選手になりたいと言うのが目標なら、なんの問題もありません。
しかし、プロ野球選手になりたい!と言うのなら武器と場所の自己分析は絶対に必要です。
ここまでで自分には何が出来て、何が得意なのかを考えることが出来たかと思います。
では次に、それを元にどう戦っていくのか。
戦う場所とは
「どんな場面でヒーローになれるのか」
ということです。
生きる上で自分がヒーローになれる場面は人それぞれかと思います。
しかし、野球という枠組みの中においては重要な役割はすでに出揃っています。今はスポットライトがあたっておらずわかりにくい武器にも、必ず活きる場面があります。
そして、毎年そこでトップになる人たちがプロ野球選手になります。
僕は生きる場所は見つけていましたが、これまで②~③でお話した内容がすっ飛んでいたので結果的に本末転倒なプランを掲げていました。
野球選手に必要な要素というのは、それはそれは沢山あるので必ずどこかに需要はあると思います。
ただし、目的は一つ。
試合に勝利する為の要素
という事です。
超絶イケメンでファンの多い選手も、勝利に貢献出来る要素が無ければドラフトには絶対かかりません。(多分)
まとめ
プロ野球選手になりたくなかったら
僕のように自己分析を自己満でやる事をオススメします。
⑤では自己分析を行った後に、遂に、やっと、ようやく、どう練習するかを考えていこうと思います。
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