左サイドスローチャンネル
プロ野球選手を目指してきた男の 「こうするとプロ野球選手になれない」を綴ったものです。
左サイドスローチャンネルの文章バージョンです。 YouTube「左サイドスローチャンネル」 https://youtube.com/channel/UCMkA4G9PT4TK5uIgB3B5ZrA
▼左サイドスローとは?あなたは、「左サイドスロー」を知っていますか? 野球の投球フォームの一種? 左バッターを抑える人? 変わった投げ方の人? 全部正解ですね。 しかし、僕の見解はちょっと違います。 僕の考える「左サイドスロー」とは、 壁にぶち当たった人間が それでも負けまいと新たな道に挑戦する。 その姿のことを「左サイドスロー」と呼んでいます。 「左サイドスロー」になんとなく横から投げている人はいません。 オーバースローで通用しなかった人、野手を断念した人、
僕は野球が好きです。 でも、野球の全部が好きかと言われると返答に困ってしまいます。 自分でプレーしたり、戦略を考えたり、実力を上げていくのは楽しいですが、チームプレイとか、みんなで目標達成!みたいな気持ちは高校までで消えてしまいました。 自分の為だけに野球をしていましたが、独立リーグで、それではいけないということを学びました。 僕らは、ファンの人がいなければ野球をすることもできません。 必要としてくれる人がいないと存在できないわけです。 野球もビジネスです。 野球によっ
野球はチームスポーツと言われます。 当然一人で試合をする事は出来ず、チームメイトとの協力が必要になります。 人との繋がりを絶対に切ることの出来ないスポーツです。 その中で、プロ野球選手になりたい! という夢を掲げると、必ず 「お前には無理だ」というドリームキラーが現れます。 はっきり言いますが、そんなやつとは関わらない方がいいです。 ここでいう関わらないとは、一切口をきかないとか嫌悪を露わにするという事ではなく、必要最低限の関わりだけを持って、期待はしないという事です。
失敗をそのままにしておく方がいいと思う人なんていませんよね? 文字だけ見ると 「そんな事しないほうが良いに決まってる!」とわかるのですが、なぜか自分の事となると失敗を失敗のままにしてしまいがちです。 失敗とは、失敗のままで終わるから失敗なんです。 「失敗は成功のもと」とよく言われますが、本当にそうですよね。 失敗は挑戦したからこそ生まれるし、挑戦したからこそ課題が見つかり次へと成長していく。 その先にあるのが成功です。 野球選手は日々が失敗の繰り返しです。 失敗をマイナスに
よく、 「野球だけやっていちゃダメ!」 などと言われる事があるかと思います。 全くその通りだと思うのですが、それは何故かをお話ししたいと思います。 野球だけやっていてはいけない理由の一つに、スポーツ選手の選手生命の話があると思います。 簡単に言えば、「将来食べていけなくなる可能性」がプロアマ問わずシビアにあるからだと思います。 高校野球指導者の多くは教師ですから、勉強をさせる事も仕事だと感じていると思います。 僕にも経験があるのでよくわかるのですが、例え勉強した方がいいと頭
ここまで読んでくださった方の中には 「大丈夫、自分はやれてる!」 「自分で考えて練習しているし、自主的に練習を行っている!」 と主張する方もいらっしゃると思います。 要注意です。こういう人ほど練習をこなしがちです。 自主的に考えて練習をしている=身になる練習をしているではありません。 実際僕は、この「こなす練習」が身についていました。 簡単に言うと メインが練習になり、試合が特別なものになってしまっているということです。 これだけ聞くと「そんなわけねぇだろ!」と思いがちで
練習の為に練習するなと言う事。 え、当たり前やん! と思いましたよね? そうです。当たり前です。 しかし、これを出来ていない人は多いです。 僕なんて、そりゃもうひどいもんでした。 ブルペンで投げ込む時には自分が納得のいく球を投げる事しかしていなかったし、バッティング練習ではとにかく飛ばす事しか考えていませんでした。(高校の監督にマスターベーションと言われました) これを別に悪いと言っているわけではありません。ただ、その目的が自己満足だとまずいという話をしています。 実
③では、自分に求められている事を客観的に把握する事をオススメしました。 まずは、なぜ自己分析が必要なのかを僕の体験とともにお話しします。 自己分析が無い状態というのは、 自分は鳥なのに、地中で暮らそうとしているという状態です。(例え下手か) 要は自分の武器を知らずに、わざわざ不利な所で生きるという事です。 自己分析では、 自分が戦う武器・場所を明確にする事が目的です。 自分の武器だけを分析することはあるかと思いますが、かなり危険です。 両方を知らないとプロ野球選手にな
②ではドラフトから逆算して考えるという話をしました。 ここでは逆算をするために 主観だけの思考を捨てる事をオススメします。 主観しか持たないという事は、客観視が出来ないという事です。 客観視が大事!!というのは色んな所で良く耳にすると思います。 なぜ客観視が必要なのか? それは物事を様々な点から見ることによって、本質が見えるからだと僕は考えます。 本質から逆算をしていかないと、いつのまにか違う方向へ向かっていた。というのはよくあります。(僕のことです) 例えば、ドラフトで
16年間続けてもっとも「やっちまったなー」 と思うのが、物事の期限を明確に決めていなかった事です。 例えば、僕は エースになる! と決めて大学に行きました。これがいつまでに達成したい事なのかで日々の練習内容は大きく変わります。 エースになる!と言っているのですから、学生なら在学中にというのは大前提として、 「具体的に・いつまでに」が思考からごっそり抜けてました。 目標を決めたなら、それをいつまでに達成するかを決めちゃう。 終わりがあるからそこに向かって全力で向かっていける
はい。 いきなり訳の分からないタイトルからのスタートです。 でもここは本当に大切なので初めに言っておきます。 超当たり前ですが、プロ野球選手になりたい! って人に野球が好きじゃない人なんて普通いないと思います。 野球が好きな理由はなんでもよくて、 理由なんてない!とにかく好き! 面白いから!! 楽しい!! これらは最高の理由だと思います。 この気持ちを忘れた時に、プロ野球選手を目指すのは辞めた方がいいと僕は思います。 なぜなら、 この気持ちが原点にして最高峰だ
初めまして! 太田悠生(おおたはるき)と申します。 僕は小学4年から野球を始め、プロ野球選手を目指し練習に励んできました。 しかし、2017年野球人生に終止符を打ちました。 9歳から25歳の16年間で、野球にはたくさんの事を学ばせて頂きました。 才能が無かった分、考えては実践しの繰り返しで、毎日遅い時間までグランドに残りました。練習をしていない時間も野球の事しか考えていませんでした。 生活の全てを野球に繋げ、朝起きてから夢の中まで全てを野球一色にして生きてきました。