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〇〇な後期高齢者は医療費自己負担額が2割になる話【若い世代こそ知っておくべき知識】

こんにちは!kenです!今回は、「後期高齢者医療制度がどういう風に変わったのか」「老後の医療費対策」について記事を書いていこうと思います。

みなさん、後期高齢者医療制度というものをご存知でしょうか?

簡単に言うと、75歳以上のおじいちゃんおばあちゃん(65歳〜74歳で一部障害のある方)は医療費の自己負担1割でいいよーっていう制度です。(我々、若者や健康な人は3割負担です。)

今回、これが悪い方向に改変されたのでそれをお伝えしていこうと思います!


ちなみに私は、20代で公務員を退職、独自の転職術で大手上場企業に就職することができた「ビジネス戦闘力」を高めている若きビジネスマンです。ビジネススキルやお金の知識、本の紹介、日常での気づきを発信しているのでもし宜しければフォローよろしくお願いします
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【先日の新聞】

5月7日の記事に下のような記事が掲載されました。

内容としては、後期高齢者の医療費負担を1割から2割へ(条件付き)引き上げると言うものです。(2022年後半から)
なーんだ、条件付きなら私大丈夫でしょうーと思っているそこのあなた。

その条件というのが、

年金などの収入が単身で200万円(夫婦2人なら320万円)以上などです。

これどういうことかというと、厚生年金を受け取れる大体の人が、単身で200万円を超えます。75歳まで年金の受給額を遅らせたりでもしたら、ほとんどの人が対象でしょう。(詳しくは下の記事をご覧ください)


要するに、今回の改正は「おじいちゃん、おばあちゃん!医療費もっと自己負担してくださいね〜」ということです。


【現状の医療制度】

本題に入る前に、現状の医療制度について少し見返してみましょう。

日本お医療制度は大きく分けると3つに分けられます

🔴健康保険(会社員、公務員)
🔴国民健康保険(自営業、フリーランス)
🔴後期高齢者医療制度(高齢者)

今回改変させられたのは、3つ目の後期高齢者医療制度です。

この記事を見ているみなさんも、75歳までは、「健康保険」か「国民健康保険」に加入して75歳以上になったら「後期高齢者医療制度」に加入することになります。


①健康保険

健康保険とは、会社員や公務員などいわゆる雇われる人にための保険です。これに加入していると

・医療費の窓口負担が3割
・高額療養費制度(医療費高くなっても上限ありまっせ)
・出産手当金
・傷病手当金

保険料を会社と折半するイメージです。コスパ最強です。



②国民健康保険

国民健康保険は、自営業やフリーランスなど雇われのみじゃない人が勧誘する保険です。

健康保険と違うのは、「出産手当金」「傷病手当金」がなかったり、不要の概念がない(家族の保険料も、きっちり払わないといけない)



③後期高齢者医療制度

後期高齢者医療制度は、75歳以上の人が加入する医療制度です。
原則窓口負担は1割です。(現役並み所得者は、窓口負担が3割です)

また、高額療養費制度もあって、年間の自己負担額も定められています

普通の所得水準で年金暮らしをしている一般的な場合、どれだけ医療費がかかっても、月約5万前後の自己負担で済みます。(保険料も月額約6000円:所得割と均等割で算出されますがここでは割愛します)


なんで、こんなに手厚いのに保険料安いねんって話ですが、財源は主に他にあります。

それが、「税金5割、健康保険と国民健康保険からの支援金4割、高齢者の保険料1割」って感じで9割は他のところに負担してもらってるんですね。

だから、こんな手厚い保障(本当なら6万円くらいする)が1割の6000円で受けられているというわけです。

つまり、後期高齢者の保険料は現役世代の活躍で賄われているわけです。


【若者には関係ないのか??】

じゃあ、この話がどうつながるのって話ですが、察しの良い方はお気づきでしょうが、少子化によってこの構図も危うくなってきた。だから、自己負担額を2割にしてくれって話です。

「なーんだ、じゃあ若者には関係ない話か」と思ったそこのあなた。何か勘違いしていませんか?

今でさえ、改変されて自己負担額が増えていってる。日本はこれから少子化問題が解決すると思いますか?むしろ少子化はこれからです。これからもどんどんこの問題は大きくなっていくでしょう。そしたら、我々若い世代が高齢者になった時どうなると思いますか?って話です。

我々若い世代は今高齢者を助けているのに、我々自身が高齢者になると少子化によって助けてもらえなくなります。

「助けたのに助けてもらえない」それが我々世代の宿命です。


【これからどうすれば良いのか?】

だからと言って「民間の保険」に入るのは間違いです。

よく保険の営業で、「今後、日本の公的医療制度ではまかないきれなくなります。そうなってから入ろうと思っても入れない可能性があります。今入るべきです」などと言って、契約にこじつけようとする人がいますが、国が破綻してしまうなら民間企業の保険でも賄いきれません。

じゃあなにをすればいいかというと

結論、いつも通り「貯金」と「自分で資産形成をする」これに尽きます。

詳しくは、こちらの記事や他にも私の記事で書いているので深掘りしませんが、今後は自分の身は自分で守っていかないと生きていけなくなります。

民間の貯蓄型保険に入るなら、外資系の保険会社の株を買った方が儲かります。


【今日の一言】

勉強って最強のコスパって誰かが言ってましたよね。



以上、この記事が皆さんの資産形成の何かのヒントになれば幸いです!!

私の記事では、このようにビジネススキルや独自の転職術、資産形成やお金にまつわる知識、書評などを毎日配信しておりますのでよろしかったら、フォローのほどよろしくお願い致します!!

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