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新栗を堪能する岐阜・中津川

秋分の日の三連休、新栗を堪能しに岐阜県・中津川まで行ってきました。

訪れた方から「これを食べるためだけに中津川に訪れる価値あり」と聞いており、栗好きとしてかなりの期待値がありました。

お目当ては、すや西木『甘味処 榧(かや) 』さんで9月から1ヶ月の間のみ期間限定で提供される、冷たい「栗白玉」

店先にかかっている暖簾。

到着したのは、三連休最終日の15:00過ぎ。

国道19号線沿いの目立つ看板を目印にお店に入ると、パーキングもとても広く驚きました・・・!(警備員さんも数名配置されているほど)

お店につけばすぐにでも食べられると思っていたのですが、読みが甘く実際にはかなりの人数の行列ができていて、たとえるならアトラクションの列に並んでいるような感じでした。

温かみのある店内

すでに30名くらいは並んでいたこともあり、これは1時間くらい並ばないといけないだろうな…とせっかく来たにもかかわらず来た瞬間に帰りたくなりましたが、辛抱強く並んでみることに。

最初こそ一向に進まぬ行列に何度か心が折れそうになりかけましたが、5〜10分くらいするとあれほど動かなかった列が一気に前に進みました(サイコロの目で「6」が出た時と同じくらい進んだ感じ。)

1時間近く待つ覚悟でいましたが、結果的に30分で席に案内していただくことに。

席につくなり注文を聞いてくれて、待ってました…!!と言わんばかりに迷わず、

「栗白玉」

とオーダー。

他にも魅力的なメニューが並んでいましたが、うつつを抜かすことはありませんでした。

しっかりとオペレーションが確立されているせいか、オーダーした次の瞬間には、ラーメン屋ばりのスピード感でお目当ての品が運ばれてきました。

途中で売り切れないかな…と行列に並んでいる間も内心ヒヤヒヤしていたので、栗白玉が逃げずに待ってくれていたことに、心から安堵した瞬間でした。

案内していただいた席がテラス側(茶屋でテラスという表現は正しくないかもしれませんが)だったので、自然光でとても写真写りよく撮影できました。やっぱり写真は「光」が全て。

上質な栗と砂糖だけを使ったやさしい甘さに感動。

つぶ感はなく、とろりと濃厚なポタージュのようで、とても丁寧にうらごしされていることが想像できるほど、滑らかな舌触りでした。

これを食べるために、わざわざ中津川まで行く価値ありと評価される方がいるのもうなずけます。

白玉は3個。ぷるんとした白玉に濃厚な栗のソースを絡めて食べるのが最高。
氷が溶けてきて濃度が徐々に薄まっていくイメージ。

氷が浮かぶ冷たい「栗白玉」はまだ夏とも秋とも区別しづらい、この時期ぴったりの贅沢な逸品でした。

お茶請けに野沢菜がついているのですが、こちらも名脇役。

そもそも自然なやさしい甘さでしたが、甘いものを食べた最後に少ししょっぱいものをいただくことで後味もスッキリでした。

10月からは、「栗しるこ」と名前を変えて、あたたかいおしるこが提供されるとのこと。

また季節を変えて訪れてみたいものです。

ところで、店名の「すや西木・・・」って、もしかして「栗」の字ってこと?!?!っと思って、調べてみたら、まさにビンゴでした。

栗という文字は、西の木と書きてという「奥の細道」の一節にちなみ、すべて栗の木で建てた店を「西木」と名付けました。

公式HPより

栗好きの皆さん、ぜひ新栗を味わいに現地を訪れてみてください。

すや西木『甘味処 榧(かや) 』

住所 岐阜県中津川市中津川1296-1
電話 0573-65-1718(すや西木)
営業時間 10:00~18:00 ※ラストオーダー17:45
定休日 1月~8月は毎週木曜日
・8月31日は16:00閉店(定休日の場合を除く)
・9月1日~12月30日は無休

また来年もこの時期を狙って訪れたい…♡

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かほ|人生を変えるソロ旅プロデューサー
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