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条文サーフィン~国籍法の波を乗りこなせ!!~<第7回>「第七条[帰化]」
読み易さは正義!!
「読み」のハードルを下げて、
最速で法令の条文を読んで理解する
「条文サーフィン」。
「条文サーフィン」は、平面的な条文を立体的に読み込む一つの試みです。
条文サーフィン
【国籍法】編の
はじまり、はじまり。
「日本国民たる要件は、法律でこれを定める」(日本国憲法・第十条)。
さて今回は、国籍法の「第七条[帰化]」です。
では早速、「条文構造」を意識して編集した法令の条文、その一行一行を「波」に見立てて、かるーく乗りこなす「条文サーフィン」を始めましょう!!
〇国籍法(昭和二十五年法律第百四十七号)
第七条 日本国民の配偶者たる外国人で引き続き三年以上日本に住所又は居所を有し、かつ、現に日本に住所を有するものについては、法務大臣は、その者が第五条第一項第一号及び第二号の条件を備えないときでも、帰化を許可することができる。日本国民の配偶者たる外国人で婚姻の日から三年を経過し、かつ、引き続き一年以上日本に住所を有するものについても、同様とする。
第七条
日本国民の配偶者たる外国人で
↓
引き続き三年以上
↓
日本に住所又は居所を有し、
↓
かつ、
↓
現に日本に住所を有するものについては、
↓
法務大臣は、
↓
その者が
↓
第五条第一項第一号及び第二号の
↓
条件を備えないときでも、
↓
帰化を許可することができる。
日本国民の配偶者たる外国人で
↓
婚姻の日から
↓
三年を経過し、
↓
かつ、
↓
引き続き一年以上
↓
日本に住所を有するものについても、
↓
同様とする。
(※国籍法=令和6年4月1日現在・施行)
以上が、国籍法の「第七条[帰化]」です。
ここまで読んだ貴方は、読む前の貴方とはちょっと違うはず。その違いが「条文サーフィン」を続ける意味です。
ここだけの話。
「テキスト」を読んでから「条文」を読むより、先に「条文」を読んでから「テキスト」を読む方が理解がグーンと進みます。理解のカギは「先に疑問を持つこと」です。そうすることで、「テキスト」が”宝物”になります。
イチから条文を読まないから、
速く読めて理解できる。
それが「条文サーフィン」。
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"条文を読むコツ"が自然と身につく、
紙の六法で読む前に
”読む六法(学習六法)”をどうぞ。
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※「マガジン一覧」≒「過去記事の集大成」≒「サイトマップ」となっています。(^^)/
☆「条文サーフィン【〇〇法】条文見出し一覧」の森へようこそ(↓)
「法令の目次」と「条文見出し」を読む。
これは鉄道の「時刻表」を読むような愉しさだ。
<こっそり☆おまけの穴埋め問題>
[国籍法]
〔問 題〕次の条文中の( )内には同じ語句が入る。それは何か。
第七条 日本国民の( )たる外国人で引き続き三年以上日本に住所又は居所を有し、かつ、現に日本に住所を有するものについては、法務大臣は、その者が第五条第一項第一号及び第二号の条件を備えないときでも、帰化を許可することができる。日本国民の( )たる外国人で婚姻の日から三年を経過し、かつ、引き続き一年以上日本に住所を有するものについても、同様とする。
〔解 答〕
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
( 配偶者 )、( 配偶者 )でした。
第七条 日本国民の( 配偶者 )たる外国人で引き続き三年以上日本に住所又は居所を有し、かつ、現に日本に住所を有するものについては、法務大臣は、その者が第五条第一項第一号及び第二号の条件を備えないときでも、帰化を許可することができる。日本国民の( 配偶者 )たる外国人で婚姻の日から三年を経過し、かつ、引き続き一年以上日本に住所を有するものについても、同様とする。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました!
ではまた。(^^)/
主人公(しゅじんこう)。