見出し画像

タイトル9割。残り1割を決定する写真はどんな一枚を選んだらいい?

ブログをクリックして読んでもらうためにはタイトル9割と言われますが、残り1割はトップページの写真どんな写真を選ぶかがとても大事です。またブログ内に使う写真にもそれぞれ重要な役割があります。今回はブログを執筆する際の写真の選び方についてお話します。noteを書く際の参考になれば幸いです。

①物語全体のトーンを決めるトップページ写真

私は、最近ずっとnoteでオンライン英会話の先生たちから聞いた話をまとめています。noteを書く際には必ず写真を入れています。一番気を使うのがトップページに使う写真。タイトル同様とても重要なもので、クリック率を大きく左右します。

トップページの写真は、ブログ全体のトーンを表すものです。楽しい記事なのか、ちょっと心配事がある記事なのか、幸せな記事なのか。たとえば『タイで働けると思ったのに。フィリピン人英語講師の憂い』では、暗いトーンの写真を使いました。これは「タイに行けるんだととても喜んでいた彼が、いけなくなってしまった事情を話してくれたもの悲しさ」ことから彼の心情に合わせた写真をセレクトしました。

同じく「妹の結婚について反対する兄の気持ち」を書いたこちらの記事は、花嫁の背中の写真&暗いトーンの写真を選ぶことで、全体のトーンを暗めに設定していることを表しています。

逆に、結婚についてポジティブな感じで語ってくれた女性のインタビューでは、明るいハッピーな写真を選びました。ただし、彼女の思う幸せと一般にいわれる幸せな結婚とは、必ずしも一致するとはいえませんが。彼女がとてもポジティブに語ってくれたので、その印象でトップ画像の写真をセレクトしました。

②記事内で使用する写真に込めた思い

noteで書いている「語学講師シリーズ」は、直接インタビューした先生たちにリンクを送ってみてもらっています。インタビューは、彼らから聞いたことを元に、私の感じたことや私から彼らへのメッセージも込めて書いています。写真選びについても同じです。

先ほど紹介した「タイで働けると思ったのに」は、中に1枚、男性が子どもを抱っこしてあやしている写真を使用しました。これは、亡くなった彼の父親と幼い時の彼をイメージして選びました。彼の父親は彼が6歳の時にガンで亡くなりました。彼は、以前父親と撮った写真が1枚もないといっていました。父親の写真は1枚だけ、大学卒業の時に撮ったものがあるだけのようです。そのため私は彼が父親と一緒に過ごしたであろう日の姿と重なる1枚を選びました。

シルエットにしたのは、彼が自分や父親を投影しやすいだろうと思ったからです。彼は海のそばに住んでいて、よく砂浜で貝殻などを拾っていたと話していました。彼の父親もきっと一緒に行っていたでしょう。彼には、直接このメッセージの話はしていません。彼が気づいても気づかなくてもどちらでもいいと思います。私がこの写真を使いたかったのだから。

画像1

③場面転換で使用する写真の選び方

ブログを書く際は、途中に何枚か写真を使います。というのも、文章だけ書いていると、読み手は途中で飽きてきてしまうからです。本当は小説のように上手な文章が書ければ、そんな必要はないのでしょうが、なかなかそうもいかず(笑)。これはWebメディアで書いている記事も同じです。「読まれるnoteは?」では、2枚の明るめのトーンの写真を使いました。

真っ赤なチューリップの画像1枚と、ピンクのノートが印象的な1枚です。画像が多くなりすぎると読みにくくなるためここでは1枚だけ紹介します。noteのイベントを元に、どんなことを書いたら読まれるかを7項目説明しています。そのなかで3番目の話「3、タイトルは15文字~25文字以内。固有名詞、数字をぜひ!」を書く時にチューリップの画像を使いました。

ここに写真を入れた意味は、全体が7項目あるので、その中間地点となる3番目に写真を入れています。「読者がそろそろ飽きてきたかな」というところで、スクロールして読み飛ばし始めそうなときに写真を入れる。それによって読者の意識を写真に持ってきて、もう一度記事に戻す。こんなことを考えて入れています。ちなみに、もう1枚の写真は6項目目にいれています。ラスト1項目まで完読してほしい!という感じです(笑)。ちなみにトップページをイラストにしたのは……。

画像2

この記事の中には書いていませんが、noteのイベント時には「トップページの画像を選んでない人は選んでね。それだけで読まれやすくなりますよ」という話があったからです。今回は「みんなの画像」から春らしい、私がイメージするnoteのイメージに合ったものを選びました。noteを読んでいる人へ、『読まれるnoteは?「note勉強会」にオンラインで初参加』を読んでくれる人への手紙を書きました、という意味を込めて。


④使用する写真は自分で撮る&描く・フリー画画像を使う・みんなのフォトギャラリー画像を使用

ブログ内に使用する写真、自分でイメージカットを撮れる人はぜひ挑戦してください。うまいヘタ関係なく、自分の世界観が一番出しやすいです。またイラストを描ける人もぜひ挑戦してみてください。写真もイラストも、続けていくうちにどんどん上手になってきます。noteに記録していくことで、写真・イラストのギャラリーだってできちゃいます!

フリー画像を使う場合。いろんなサイトがあります。たとえば『写真素材なら「写真AC」』。こちらはプロのコラムニストの方も使用しています。私も記事を書く際にときどき使わせてもらっています。1日にダウンロードできる枚数に制限はありますが、写真とともにイラストも選べます。

トップページに表示されているのは週間ダウンロードランキング上位1000点のなかからランダムに表示されています。ほかにもダウンロードランキング、アクセスランキング、niceランキング、海外サイトのダウンロードランキングなど、ランキングが充実。

さきほども話したように、プロのライターもこのサイトを使っています。「ランキング上位は他人と被るからイヤだ」と思うかもしれませんが、被ることはほぼないです。逆に、使っている画像が被るということは、それほど人気がある画像を選んでいる、ということでクリック率も必然的に上がるのです。つまり、人気ランキング上位の物を選べば、それだけでクリック率が上がる可能性があるということです。

最後は、「みんなのフォトギャラリー」。これはトップページだけしか選べないようですが、note内に設置してあるのですぐに使えます。noteユーザーさんが撮った写真やイラストを自分のブログに使用できます。写真のカテゴリーやイラストなどもあるので、ぜひ使ってみてください。今回のトップページも、あえて「みんなのフォトギャラリー」から選びました。「note」と描かれた文字の横にエメラルドグリーンの洋服と頭よりも大きな帽子をかぶった2人の小さな男の子が楽器を演奏しているイラストが添えられていて、とてもかわいいです。

そしてこのイラストを選んだ理由はもう1つあります。「note」と書いてあることで、noteの公式ページと勘違いしてクリックする人が増える……!かなという遊び心もあり(笑)。使ってみました。イラストを描いたのは、石川ともこさん。とっても素敵なイラストを描かれています。

ひとついいわすれましたが、WEBサイトに出ている画像は、基本的にすべて著作権があります。勝手に使用しないように気をつけてください。

簡単ですが、画像の選び方について書きました。質問や意見などがあれば、コメントいただけると嬉しいです。





フィリピンセブ島の孤児院で出会った子どもたちをサポートします😊✨✨子どもたちが大人になったとき、今度は誰かをサポートしてあげられたら素敵ですね❤️