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【恋愛小説】これを愛と言うのか、忘れたいと思うのか(13)
外に出たら、ふーちゃんがユキに抱きついて泣いていた。
ユキは、優しくふーちゃんの頭を撫でている。
「こんな奇跡って、こんな奇跡って!早くみんなに伝えたいのに、指が震えちゃって」
ふーちゃんが感動してる。
事情を知らない俺でも、俺たちの再会を喜んでいるんだとわかる。
「ふーちゃんが、言ってくれたの。始まりは、日本一の縁結びの聖地、出雲大社がある島根県からだって」
少し首を傾げていると
「そうだよね。ここまでのストーリーがわからないよね。後でゆっくり話す(笑)」
「タカヤが言っていた通りだった。私、新しい仲間がたくさんできたんだよ」
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