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メタモルフォーゼな微笑み _ 詩

抽象的なさよならから具体的な涙まで
根本的なごめんねより表面的な口づけ
怠惰な感情の運びでは沈没が目前まで
最低だと項垂れてないで動機は後付け
屈折した表情にアイスピックの眼差し
ピンクの銀紙にチョコレート級の恋し
メタモルフォーゼメタモルフォーゼと
恋せよ乙女咲き誇れ愛しさよと唱える
少しくらい素直になれないのかしら私
ちょっとくらい弱さを見せてもいいの
きっと二度とないってわかってるよ私
でも私はきっと私を信じられないから
君が私を信じる理由を信じてほしい
あと一文字で笑えるような気がするの

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