Photo by asanopoet 流罪 _ 詩 28 月兎紬 2024年12月10日 01:37 この川の流れは人の命の流れあの星の光りは時の儚さの極み終ぞ刃に映り込んだ狂った心で今は一人この舟の上、朧気に偲ぶ果てに待つのは己の愚かさ理解っていたのも己の愚かさ宵闇に紛れて顔を出したのも己の愚かさ今は一人この空の下、己を待ち伏せ流罪で構わないと、申し出たどうしてかは、わからなかったこの川の流れの果てに赦しや償いがあるのなら、あの星の光りの側に祈りや最愛があるのなら、流罪を申し出たりはしなかった、と思う空を見上げたりはしない、と思う了 ダウンロード copy いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する この記事が参加している募集 #私の作品紹介 118,010件 #眠れない夜に 77,645件 #写真 #イラスト #詩 #私の作品紹介 #現代詩 #眠れない夜に #詩のようなもの #夜 #星空 #罪 #罪と罰 #ソネット #14行詩 #つぐない #流罪 28