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テンダー _ 詩

何処でどうなってどう間違っていくんだろ
どの言葉がどの曲がり角がどの雨が
誰の夜を濡らして、誰の朝に煌めいて
路面電車に揺られていつの間にか頭痛は去って
あの日からずっとあの時の君のあの視線
窓の外の青い空、思い出す歩道の熱
僕は優しくできているのかな
必要なのは優しさなのかな
わからないけれどこうするしかない
君がこうして生きていけるなら
必然的に悲しくてもいい
頼りなくてもここで見守るよ
明日の正午には遠くの街まで行けるだろ
その心でその表情でその声で

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