幕間 桃 _ interlude (修正後)

さて、幕間です。

まだ体調不良が続いています。そんな寝込む程ではないのですが、明らかな違和感を2、3個身体におぼえています。なので、ちょっと最近食べ物などに気を遣っています。すると、比較的身体が軽くなったようで何故か調子いいじゃないかとさえ思えるその後、思い知らされたりするので、調子にのらず、摂生を続けます。

今日は、悩みましたが、ぷにぷに電機にしますね。知らない方は名前にひかず、ぜひ聴いてください。びっくりしますから。良すぎて。

なんでそんな名前にした?と聞こえてきそうなくらいの素晴らしい雰囲気ですよね。歌声もサウンドもたまらんです。

朝になって
窓際に君の忘れ物を
見つけたんだ
あの空を閉じ込めたみたいなピアス

何気ないさ
ふりをしてさ
送ったメッセージに
君が返す些細な言葉で
また思い出してる

Driving 君と
駐車場に停めて君がうつむいた
夏の日差しに
不釣り合いなチェット・ベイカー
ボリューム絞ったら

潮騒が二人の予感を誘った
Sunset 白い砂に染み込んだ汗と
濡れてる君の焼けていく肌を
ずっと 見ていたいだけ

沈んでいく太陽が
色を曖昧にして
千切れ雲追いかけて
風が柔らかく吹いた

毎日はさ
変わっていく
気づけばいつもそうだ
臆病な僕には明日が眩しすぎるのに

Driving 君と
交差点を曲がって君は口ずさむ
カーステが不意に
流しだすチェット・ベイカー
あの時と同じように

沈黙がすぐに心地よくなって
Sunset 君の耳たぶに揺れる青と
僕らをおいて終わっていく夏を
こうして 見送っている

ぷにぷに電機、Mikeneko Homeless 
「ラスト・サマー」より


珍しく、全歌詞掲載してみましたが、まぁ、とっても作り込みの強い作品かなぁと紡さんは感じてます。全部ナチュラルな計算でもって、こうなっているのかなと感じる作品です。ぜひ夕暮れの帰り道に一人で聴きましょう。

かわいいのがいました。

健康とか命とか、家族とか恋人とか友達とか、失う可能性を目の前に確実に感知できるとき、初めて、「あ、大切にしなきゃ」とか、「そっか、なくなるかもしれないのか」って意識下にちゃんと陣取ることができるなぁって、思います。なんとなく知識として、いつか死んじゃうとか、この恋が終わるとか、頭の中にはあるけど、ただあるだけって時が多いと思うんですよね実際。だから、自分に優しくない生活をしたり、大切な誰かを壊しかねない振る舞いができたりしちゃいます。ので、何かしら警告音と共に、そうゆうものを思い起こさせてくれるものに触れるのって、痛かったりもするけど、いいことかなぁって思います。例えば、どなたかのご葬儀に参列させていただく機会とか。喪失という事象は、普段意識の湖の底に沈んでいるから、私たちの生の行く手を一ミリも阻まなくて、故に無防備で能天気なこの脳に、何かしらのリマインダーがあれば、適切だと思える回数くらいは、死や崩壊とゆう可能性を、それがどんな未来を連れてくるかとゆう想像を、見せてあげることができて、それが故に、再び自分や誰かを大切にしようと、思えるんだと考えます。

ヨーグルトを余らせた時はやっぱりこれです。
とっても美味しいですよ。

ではまた幕間にて。

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