#70 仕事でミスが多い人の特徴 4つ
仕事のミス、できればしたくありませんよね。
自分の仕事だけでなく周りの人の仕事にも支障をきたす可能性があるミス。
大きなミスはもちろん、細かなミスもできるだけしないで済むように気を付けている方がほとんどだと思います。
でも、あなたの周りにいませんか?
いつも何かミスをしている人―
実は、仕事上のミスが多い人にはいくつか共通した特徴があります。
今回は、仕事でミスが多い人に見られる共通の特徴を4つご紹介します。
1.人は他人のミスに気付きやすい
自分がミスをしないように気をつけている人が多いからでしょうか、意外と人はあなたのミスに気づいているものです。
とあるアンケートでは、自分の職場にミスが多い人がいると回答した人が全体の7割を超えていました。
「周りにミスの多い人がいる」と回答した人のコメントを見ると、ミスの原因は、
✓ メモを取らないこと
✓ 説明をきちんと聞かずに仕事を始めること
✓ ミスをしても全然反省しないこと
なのではないかという意見がありました。
皆さん、よく見られていますね…。
このように、よく仕事でミスをしている人について調べてみると、特徴がありそうでしたので、少しまとめてみました。
自分の失敗について原因を分析したり、対策を考えたりされている方もいらしゃるかと思いますので、参考になるものがあれば嬉しいです。
2.仕事上のミスが多い人の特徴 4点
仕事上のミスが多い人の特徴と、その解決方法についてお伝えします。
✓ マイナス思考の人
✓ メモを取らない・取り方が悪い人
✓ 対策を練らない人
✓ 整理整頓が苦手な人
(1) マイナス思考の人
生真面目でマイナス思考な人は、ミスを引きずりやすく、同じミスをするのをおそれるあまり、行動がとれなくなる傾向があります。
石橋を叩いて渡らないタイプの方です。
このタイプの方は、なかなか仕事が進まず、やるべき仕事が目の前に複数溜まってしまうため、同時進行せざるを得なくなり、さらにミスが増えます。
また、ミスをしないという気持ちが強すぎて、今度は他のことへの注意が散漫になるため、別のミスが起こるということもままあります。
もちろん、自分がしたミスを反省するのは大事なことです。
しかし、いつまでもミスを引きずっていい事はありません。
解決策は、ミスをした原因を分析し、事前に対策を考えることです。
そして、少しでいいので楽観的に捉えられるようになることです。
気負いすぎず、でも事前にとれる対策をとって仕事をしましょう。
(2) メモを取らない・取り方が悪い人
仕事中メモを取らない人、これは正直論外ですが、意外とメモを取っても上手に使いこなせていない人が多いです。
もしこのタイプに当てはまる人がいたら、自身のメモの取り方を振り返ってみてください。
以下のようなこと、これまでにありませんでしたか?
✓ 全てを書こうとして失敗し、仕事全体の流れもわからなくなる
✓ 殴り書きしてしまい、あとで何を書いたかわからなくなる
✓ 書き方のルールが決まっておらず、メモの内容が繋がらない
共通しているのは、メモを少しでもたくさんとろうとしていることです。
メモは仕事をする上でとても重要な役割ですよね。
だからこそ、メモをしっかり取りたいという気持ちはよく分かります。
しかし、全てメモとして書き残すのは不可能です。
むしろ、メモをとることでこれからすべきことをざっくり頭に入れ、仕事の順番や段取りを考えるために活用してください。
あとは注意すべきポイントや、チェックポイントなどでしょうか。
ちょっとした確認時にメモを活用する、程度に準備してみてください。
ざっくりと全体の流れやポイントが押さえられていたら大きなミスにはなりませんので、気負わずにメモをとってみてくださいね。
(3) 対策を練らない人
ミスをすると、多くの人は謝ります。
しかし、次に同じミスをしない様に対策をたてない人がいます。
結果、また同じミスを繰り返してしまい、周りの人も徒労感を覚えます。
反省とは、何が原因でミスをしたのか考え、どのような対策を取ることでミスを防げるかを考えることです。
ただ謝るだけでは反省をしたことにはなりません。
悪気はないのでしょうが、このままだとミスは全く減りませんので、ミスをした原因を今までより一歩踏み込んで考えてみてください。
自分で分からなければ、最初は先輩や上司に聞いても構いません。
原因や対策について自分で少しずつ、深く考えるように心がけましょう。
何となく反省した気分になっているだけだったかも、という方がいたら、最初は色んな人にアドバイスをもらってみてくださいね。
自分で反省ができるようになれば、ミスは自然と減らせます。
(4) 整理整頓が苦手な人
特に、パソコン内部の情報整理に自信がない方は要注意です。
パソコンの中に情報を取り入れれば仕事が完了した気持ちになりますが、せっかく入手した情報を適切な場面で使えなければミスに繋がります。
そもそも、パソコンに保管した情報がどこにあるのかわからないという状態になると、情報を探し出すだけで時間がかかります。
また、このようなパターンもよくミスに繋がります。
✓ デスクトップ上にフォルダが大量に貼り付けてある
✓ 同じタイトルのファイルが複数存在する
別記事でも書きましたが、チームで共有フォルダなどを活用している場合、ミスが起きないほうがおかしい状況です。
日頃からパソコン内の整理整頓を行ってください。
作業もミスも減らすころができます。
3.まとめ 対策は必ずあります
いかがですか?
仕事でのミスは誰にでも起こり得ることですが、ミスをする人としない人とでは考え方や行動が異なります。
まずは自分がミスをした時を振り返って、何がミスの原因になっているかを突き止めましょう。
そして、原因がわかったら、対策方法を考え、実行しましょう。
ミスをしたことをただ単に悔やんでいてもミスは減りませんから、反省したうえで次のミスを防ぐ対策を実行に移しましょう。
ちなみに、周りにミスをする人が少ない職場はミスを防止する対策がきちんと考えられていることが多いです。
個人での対策はもちろん、職場全体の仕組みづくりに注力できるならチームメンバーと一緒にアイディアを出し合ってみるとよいですよ。
今回はこれで終わりにします。
ではまた。
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