"The Songbird" エヴァ・キャシディさん 私の好きな曲 5選+α
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本名:Eva Marie Cassidy
アメリカのシンガーソングライターです。
小生がはじめてエヴァ・キャシディさんを
知ったのは、つい最近です。
たまたま
アメリカのテネシー州の歴史を調べている内に
エヴァ・キャシディさんの
"テネシー・ワルツ"を聴く機会があり
大変、心を打たれました。
数あるスタンダード・ナンバーを歌う
彼女の声は大変魅力的です。
それでは紹介記事を書いてまいります。
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1.Tennessee Waltz(テネシーワルツ)
原曲:Patti Page (1950年)
冒頭に紹介しましたテネシー・ワルツは
パティ・ペイジさんの大ヒット曲で
日本では江利チエミさんや美空ひばりさんも
カヴァーされてました。
恋人を失ってしまった女性の切ない心模様を
切々と歌い上げてます。
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2.What a Wonderful Worl
(この素晴らしき世界)
原曲:Louis Armstrong(1967年)
ルイ・アームストロングの
野太いハスキーな声で歌われる
朗らかなイメージの原曲ですが、
エヴァさんが歌うととても美しい世界が
目の前に広がるようです。
これもまた、エヴァさんが魅せてくれる
素晴らしき世界です。
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3.You take my breath away
(ユー・テイク・マイ・ブレス・アウェイ)
原曲:Claire Hamill(1974年)
原曲はイギリスのシンガーソング・ライター
クレア・ハミルさんのサード・アルバムに収録
"息を呑むほどあなたを愛している"
と訳することが出来ます。
とてもロマンチックな歌詞です。
このエヴァさんの歌うヴァージョンは
原曲とかなり雰囲気が違います。
彼女なりの独自の解釈や表現力が秀逸で
ハッとするような煌めきに満ち溢れ
聴いただけで心を奪われる感じがします。
息を呑むほどに__
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4.Over the Rainbow
(虹の彼方に)
原曲:Judy Garland(1939年)
オリジナルはオズの魔法使いの劇中歌として
ジュディ・ガーランドが歌い
その後は数多くのミュージシャンが
この曲をカヴァーしています。
エヴァさんが死去されて4年後、
エヴァさんの歌う
この透き通るようなカヴァー曲が
イギリスBBCラジオ2で紹介されました。
これをきっかけに大きな反響を呼び
それまで無名のシンガーソングライターだった
彼女の出していたアルバムは
没後になって広く世間の知るところとなり
イギリスチャートTOP10圏内に入ります。
虹の彼方に逝ってしまった__
彼女の遺した美しい声は
わたしたちの心の中で永遠に響いています。
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5.Songbird
(ソングバード)
原曲:Fleetwood Mac(1977年)
エヴァさんが歌うカヴァーの中でも
代表的な曲です。
オリジナルは
フリートウッドマックの名盤
"Rumours"(邦題:「噂」)に収録
この記事を描いている少し前の
2022年11月30日に
元フリートウッドマックの
クリスティン・マクビーさんが他界しました。
クリスティンさんの清らかさのまゝに
これまたアコースティックな響きが胸を打つ
素晴らしいアレンジです。
今頃__
天国でお二人が歌っているように思います。
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+α.Autumn Leaves(枯葉)
原曲:Jacques Prévert(1946年)
イヴ・モンタンのカヴァー曲が有名です。
フランス語の詩から抜粋
彼女は33歳の若さで
メラソーマ(悪性黒色腫)に冒され
その短い生涯を終えました。
シンガーソングライターとしての活動期間は
たった4年しかありませんでしたが
それでも今なお
聴いた者の心を捉えて離さない
透明感と心の琴線を震わせる歌声です。
エヴァ・キャシディさん
その歌声よ 永遠なれ__
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長文お読みいただきありがとうございました。
※多くの方にこの記事をお読みいただき
ありがとうございました。
記事の内容を7選から5選に凝縮し、
よりエヴァさんの魅力が伝わるように編集いたしました。