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絶望の病を患った勉強しない日本人

なぜ、日本人は勉強をしないのか?

そんなことがよく言われるけども、電車の中で見ていても本当にその通りだなと思うことは多い
まずは本を読むことがない。その姿を見ることもないのです。
これに関しては『僕』のnoteでも触れているのんでそちらを読んでみてください。
このnoteをいつも読んで頂いてる方々はおそらくそんなことはないのだと思っています。

本当に勉強をしていないの?と思って調べてみると総務省の統計で「学習・自己啓発・訓練」と勉強に費やす時間は週全体の平均で2016年で16分、2022年に至っては7分だそうです。
そもそも社会人になって勉強をしている人はわずか4%
それでもしている人の週平均の勉強時間は123分だそうです。

たしかに、電車の中を見ているとみんなスマホを覗き込み、ショート動画やソシャゲをやっているだけ。これを人生の隙間時間でやっているのであればいいのですが、これがメインになっている人も少なくありません。
隙間時間というものを埋めるツールとして効率的に効果を発揮するものがスマートフォンであり、これさえあれば隙間の時間を3分でも本が読めますし、仕事もできるのです。
しかし、これを"ドーパミン"出すだけの行為に消費する人が多くいるのです。

より良い人生を送りたくないのか

自分の人生をよくしたいとは思わないのでしょうか
得られるお金を少しでも増やしたい、自分の仕事を早く終わらせて余剰の時間をさらに投資する、または少し息抜きでゲームでも楽しく生きることもいいでしょう。
よき人生というものを諦めているような節が見える此処最近です。

キルケゴールはこれを絶望の病というもので語っています。
絶望を前提として諦めて生きることをよしとする。
よりよい人生を望む、羨望するのではなく多くの人たちは世界の否定から入ります。
絶望に堕ちている人たちの特徴といってもいいかもしれません。

自分が不快に感じる行為に関しては許容できず、だからと言って、何かを努力するわけでもありません。
自分の気に食わないようなことがあれば、その障壁に悪態をつき解決しようという意思すらない。
この人生における不快からの逃避と甘えが、現在における世界の豊かさという象徴とするのにはあまりにも世界をよくしようとしてきた人間のあり様とは異なるもので差異があるものです。

心当たりがある方がいるかもしれません。
これを読んで何か気持ち悪さを感じた人がいるかもしれません。
それはあなたが当てはまる"耳のイタイ"話であるからでありまして……
ここから逃避をするのか、それとも奮起して何かをするのかはあなた次第なのですから
『僕』は後者を願いつつ

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