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防災用品を見直してみよう その1…担架

地域の防災器具置場や会社の救護施設などで、よく見かける担架。
ケガ人や気分が悪くなった人を運ぶには欠かせません。

ただし、どんな時でも万能かというと……

一般的な担架とは、次の写真のような、「棒担架」と呼ぼれるものです。

2本の棒の両端を2~4人でもって運ぶものですが、一つ欠点があります。

「小回りが利かない」という……

戸建て住宅の階段やマンションの非常階段など、狭いところでは折り返しができなくなってしまうのです。
エレベーターに入るのも厳しいかもしれません。

こうした場合に役立つのが「布担架」です。

棒担架と比べ、長距離を運ぶには適していませんが、
何より小回りが利きます。
消防署の救急隊も、狭いところの搬送に活用しています。

コンパクトに折りたためて収納場所に困らないという利点もあるので、
要介護者がいる一般家庭などにもお勧めです。

この機会に、備えている防災用品が実情に合っているか見直してみてはいかがでしょうか。

布担架の使用方法は、次の動画で解説しています。


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減災研究室LaboFB・永山政広
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