メディカルトレーナーとして高校生と接していて伝えたい事
持ったえぶらず、答えから言おう!!
体質改善を図ることは指導者は教えない。
スキルの事にしか目が向かないのがコーチだ。
当たり前と言えば当たり前。コーチにそんな知識もないし、仕事柄その競技の技術を向上させるだけでいいのだから。
でも、実際に高校年代に携わっていて思うことは、花粉症という現代病を患う選手の多さだ。私はチーム単位で携わっているのは男子チームだが、
個人的にケアする選手には女子も多い。
肌感として少なくいっても7・8割の学生が花粉症や慢性鼻炎・生理痛でコンディションを落としている。
すでに暖かい今年は花粉が飛散し始めた。
『薬でどうにかなっているから大丈夫。』
『鼻炎も辛いけど、小さい時からだから、まー慣れっこです』
『月の半分はコンディション悪いですね、、、でも仕方ないですよね』
こんな言葉をよく耳にしますが、学生に色々と体質改善のことを話してもなかなか響かない。当たり前です。自分が学生の時に戻って考えてみれば、そんな細かいこと言われても、、、結局は親がご飯作るし、、、ってね
前回の記事でも触れましたが、育成年代のアスリートの成長は親の知識にかかっているといっても過言ではない。
子供自身の素質があれば中の上(平均以上)のパフォーマンスは簡単に出る。上の上に入るためにどうするかが問題なのです。
そのために、スクールに通わせるわけですね。でも、競技の練習ばかりをしてもその子のカラダ自体が健康そのものでなけでば、そのアドバンテージは年齢が進むにつれてなくなっていく。
やはり、何よりも大事なのは健康なカラダ
花粉症や鼻炎・PMSなどの問題は、寛解が可能です。原因はそのカラダの中にあるからです。
今の世の中は栄養療法を指導する人たちの間で言われているのは
質的栄養不足の時代だ!!ということ。
小さい頃から忙しく、チームの練習・スクール・怪我のケアに治療院通い・塾にもいってます。何て子供は沢山いてまともな夕飯を食べてない子供も多い。
今日の夜ご飯は、車の中でおにぎり・車の中でお弁当・ラーメン屋でラーメン・マクドナルド。 こんな子供が多いんですよ。
こんな食事をしていては健康なカラダは作れない。
量は足りていても全く質の伴わない食事をしている子供達ばかり。
そのファストフードやバランスの偏った食事の代償は、身体の慢性的炎症
免疫の暴走を起こす炎症体質な身体
腸内環境の悪い子供だと思ったほうがいいですね。
花粉症・PMS・便秘 がある場合は絶対に悪いです。
女子であれば、鉄欠乏にもなっているが、身体が炎症体質なので、病院で鉄剤出されて飲んでるだけでは、どんどん身体の中が錆びていきます。
腸内環境を良くするしていけば、花粉症やその他の体質は寛解しスポーツのパフォーマンスを上げる土台を作ってくれます。
こんな研究結果も出てますね。
木をみて森をみず。 森を見て木をみず。
スキルの事ばかりに気を取られ、自身の身体の成長や健康には無頓着になってしまっては、絶対の大成しない。
栄養の勉強は、子供の仕事でなく親の仕事。
勉強して子供のためにできる最大のサポートをするかしないかは、、、
でもどうやって勉強すればいいの。そんな親御さんのために、
私たちのような専門家がいますね。
スキルのスクール以外にもフィジカルのトレーナーの元にお金を払って通っている選手も多数いますが、選ぶ基準は大事です。
大抵の親御さんは、有名な選手のトレーナーだとか、強いチームのトレーナーやっている人だ。とか今はトレーナーだけど元々プロのアスリートだった人。何て看板に釣られてる。
大事なのは、トレーニング以外の知識があるか!?
怪我の治療もリハビリもできる。
トレーニング指導もできる。
栄養の指導ができる。
この三拍子揃った人以外に投資するのは勿体無いですよ。
一人で全部がしっかりできる人もいます!!
見分けるための質問を教えます。
マイクロカレントって治療知ってますか?
ライプスって治療知ってますか?
エコロジカルアプローチって知ってますか?
血液検査のリーディングできますか?
分子栄養学って学んだことありますか?
この上記5つは必須で 「できます」「知ってます」と答えれないとダメ!
欲言えば、最後のこの質問にイエス!!と答えれたら最高ですね。
正しい足の基準知ってますか?
内側のアーチがどの位が理想なのか。 横幅は何度以上が幅広なのか。
この事を知らないトレーナーは私個人としては能力が低いと言ってもいいですね。